松屋コーヒー「CAFE LE PIN」の厚焼パンケーキはさすが名古屋的発想だった

151104a

CAFE LE PIN 大府店(愛知・大府市)

喫茶店王国名古屋を支える「松屋コーヒー」

 最近では、他の地方にも名古屋スタイルの喫茶店が進出し、名古屋の「喫茶店王国」ぶりは広く知れ渡るようになりました。ドリンク代だけで朝食がついてくる「モーニングサービス」に、コーヒーを注文しただけでついてくるおつまみ、スパゲティが鉄板に乗っていたりなど、名古屋には独特の喫茶店文化があります。

 チェーン、個人店が入り乱れ、名古屋の街中には営業中を示す回転灯があちこちでくるくると回っています。

 そんな名古屋の喫茶店文化を支えてきた会社のひとつが松屋コーヒーです。

[広告]

創業100年を超えるコーヒーのメーカー

 名古屋の古くからの喫茶店には、どこのメーカーの豆を使っているのかが書かれた看板がつきものです。そのなかで、歴史ある地元のコーヒー製造会社といえば松屋コーヒー。

 創業は1909(明治42)年、豆を販売するだけでなく、喫茶店の開業支援を行っており、まさに名古屋の喫茶店文化をずっと支えてきた会社と言っても過言ではありません。

 そんな松屋コーヒーには、直営のカフェがあります。「CAFE LE PIN」と「珈食房る ぱん」です。CAFE LE PINでパンケーキをいただいたのですが、これがびっくり!

少々お時間をいただきます…

 CAFE LE PINに入りますと、豆の店頭販売もあるのですね。1番人気は独自の「ルパンブレンド」だとか。様々な種類の豆が100グラムから販売されていて、コーヒーをいただいて豆を買って帰るというのもいいですね。

 さて、ホットコーヒーをいただいたのですが、注目は米粉入りの「厚焼パンケーキ」です。

 「少々お時間をいただきますがよろしいでしょうか?」と聞かれ、「メープルとキャラメルソースからお選びください」と、メープルを選び待ちます。

パンケーキが名古屋的なことになってる!

 結構、待ちました。パンケーキを焼くのに結構時間がかかるものだな…と、それほど混雑しているようにも見えないのだけど…と思っていたら。運ばれてきて驚き。

151104

 なんと、パンケーキが鉄板に乗っているではありませんか。名古屋ではスパゲティを鉄板に乗せて出す喫茶店は多いですが、とうとうパンケーキも鉄板に乗る時代到来ということですね!

 しかも「厚焼」の名に偽りなし。食べ応え充分です。サックサク。パンケーキでありながら、外側はドーナツのような香ばしさ。さらに鉄板に乗っていますからずっとあつあつです。

 これはたまりませんね。こちらのメニューは、やっぱり手間も時間もかかるのでしょうね。午後2時からのメニューとなっています。もちろん、食べる際には鉄板はチンチンなのでお気をつけください。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

TOPPY/川合登志和をフォローする
食べました!買いました!
スポンサーリンク
シェアする
TOPPY/川合登志和をフォローする

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

  1. いちみ。 より:

    私は大須へ出掛ける際には万松寺通の松屋コーヒー本店にある『CAFE LE PIN』によく立ち寄ります。
    「大須珈琲」がお気に入りです。

    ちなみに松屋も結構類似した屋号の会社(暖簾分けのところもあるのでしょうが)が多いですね。
    我が家の近所にあった某喫茶店は『松屋コーヒー部』の看板を掲げていました。

タイトルとURLをコピーしました