
テレビ朝日のベリカード
こんどBS朝日で「昭和100年ワイドショー!」という番組が放送されると知り、そのロゴを見て思わず「わー」と声を上げてしまいました。その「100年」の「100」がかつてのテレビ朝日のロゴマークだったのです。

もう使われることのないはずだった「10」
かつてアナログ放送では、テレビ朝日のチャンネルは「10」でした。2000年(平成12年)に放送を開始したBS朝日も、2003年(平成15年)にスタートしたテレビ朝日の地上デジタル放送もチャンネルは「5」に。
その少し前、1996年(平成8年)にはテレビ朝日系列のネットワークシンボルが制定され、デジタル化でチャンネル変更を控えていたタイミングで、特に系列局ではテレ朝の「10」のロゴを見かけることはなくなりました。
系列局でテレ朝の「10」を最後に見たのは
そんななか、翌年に地デジ開始を控えていた2002年(平成14年)水曜スペシャルの探検シリーズが復刻され、「藤岡弘、探検シリーズ」でユニフォームに貼ってあったワッペンに「10」のロゴが入っていて、「あ!この10久々に見た!」って思った記憶があります。

テレビ朝日は正式名称ではなかった
小学生の頃、出かけた静岡県でテレビ朝日を見てもらったベリカードには「10」の大きなロゴが。そして裏面には「全国朝日放送株式会社」の文字。
そうなんですよね、かつて「テレビ朝日」というのは愛称でしかなくて、正式名称は「全国朝日放送」で略称は「Asahi National Broadcasting(ANB)」でした。正式社名がテレビ朝日になったのは地デジが開始され、六本木ヒルズに移転した2003年(平成15年)のこと。
テレビ朝日は2000年(平成12年)に東証1部に上場しているのですが、当時の社名はまだ「全国朝日放送株式会社」だったため、証券会社ではテレビ朝日とは呼ばれていなくて「全国朝日」って呼ばれていたんですよね。
「全国朝日放送・Asahi National Broadcasting」なんかかっこいいね。



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