腹ごしらえが済んだら、いよいよアトラクションです。当たり前ですが、周りはみんな子ども連れの家族ばかりです。私たちのような大人だけというパーティはなかなか見当たりません。アトラクションは子ども向けのものばかりなので、私たちは乗らずに見て回ることにします。
私が「友達とか親戚の子ども連れてこれば良かったかな。」と言うと相方は「この状況でよくそんなことが言えるねぇ。」とため息です。何か悪いこと言ったかな?
ニャースのパーティカフェの近くから見ていきます。
ポケモンふわふわキッズ
いわゆる中に入って遊ぶ風船です。カフェの南側にあるディグダや巨大なピカチュウのほか、メインゲートの外にはジラーチなどの風船もあります。無料ですので安心です。
ピカチュウの森(500円・2歳以上)
これがとってもカワイイ。ピカチュウに乗って上へ下へと、森の中を回ります。5歳未満の子は大人が同乗必要です。ピカチュウに乗って森へ出発です。森の中央にある木のてっぺんに乗っかってるのがサトシのピカチュウかな。
木からはピカチュウが逆さに覗いていたりと、とにかくピカチュウがいっぱいの森です。森では自動車さえもピカチュウです。トヨタのイストがベースのピカチュウカーが展示されています。注目すべきはピカチュウの鼻と口。ちゃんとクニュって曲がっています。
ポケモン大観覧車(800円)
それぞれのゴンドラがモンスターボールになっている観覧車です。6歳未満は大人が同乗必要で、1歳児までは無料です。セントラルタワーズの展望台からは見られない、今まではベールに包まれていた、名古屋駅の西側を一望できます。
栄にできた新しい観覧車よりもこちらの方が眺めが良いという人も多いとか。ただ、ゴンドラがモンスターボールなだけで特にポケモンらしさはありません。
ピチューブラザーズのわんぱくトレイン(500円・3歳以上)
ピチュー兄弟が先頭に乗った列車で森と海に出発です。森では雄叫びをあげるリザードンと、そのすぐ横で寝るカビゴン。そして海では灯台に乗っかるキャモメとぺリッパーに注目。フシギダネも海にいます。これらのポケモンは列車に乗らなくても見ることができますが、より近くで見たい人はピチューと列車に乗りましょう。6歳未満の子は大人同乗必要です。
ミズゴロウのスプラッシュアドベンチャー(600円・3歳以上)
ミズゴロウに乗って川を渡ります。途中急坂では水しぶきをあげます。これが結構本格的なので冒険心をくすぐります。川岸にいるコダックもかわいらしい。身長120センチ以下の方は大人同乗必要です。ミズゴロウと川下りしよう。
ポケモン星空トリップ(600円・3歳以上・110cm以上)
いわゆる空中ブランコです。セレビィ、ミュウ、そして7日間しか目覚めない伝説のポケモン・ジラーチと一緒に空を飛ぼう。思ったよりも高く飛び回るので爽快感抜群。
アクア団VSマグマ団クラッシュカーバトル (500円・5歳以上・110cm以上)
クラッシュカーに乗ってバトルです。ライバルと「思いっきり元気にぶつかりあえば、みんな仲間だ!」(←ガイドブックより)だそうです。そうですよね、本気でぶつかりあわなければ、本当の友情は芽生えません。車でぶつかりあうこのアトラクション、実は奥が深い…。
ポケモンわくわくサファリ(900円・3歳以上)
サファリボールという特別なモンスターボールを手に持って、サファリへポケモン探しに出かけます。ほんの少しだけ光を放つ、サファリに隠れているポケモンをいくつ探せるかな?光をみつけたらそこにモンスターボールをかざします。すると光がすっとボールの中へ。これでポケモンゲット!です。
どのポケモンが中に入ったかは最後までお楽しみ。このアトラクションには最新技術が使われています。ボールにはRFIDのICタグが搭載されていて、その「光」で実際に無線通信を行ってデータのやりとりをします。
RFIDは愛・地球博のメイン展示「グローバルハウス」でも使われている技術で、光をデータに変え、なおかつICタグで個人を特定できる最新技術です。いつものように画面の中じゃなく、実際に君が手にしたモンスターボールで、君だけのポケモンをゲットしよう。
他にも、ラティオスとラティアスによるバイキング「アルトマーレの観光船」や、レックウザに乗って急降下!「バトルコースター裂空」、映画の世界へワープできる「おどるポケモンミニツアー」、ルギアの下でうずまく海を渡る「ルギアのくるくるシップ」など、それぞれのポケモンの特徴を生かしたアトラクションがたくさんあります。
さらにここでしか買えないグッズを売る「ポケモンショップR」「トイザらスポケパークストア」もありますし、救護・迷子・落し物を扱うヘルプセンターはジョーイさんとラッキーが目印と、ポケットモンスターの世界をリアルに体感できます。
私はこの中で、ポケモンわくわくサファリに注目していました。なんとか相方を説得してこれだけはやってみたいと思っていました。といいますのも実は仕事で、愛・地球博・グローバルハウスでのRFID・ICタグの設置・調整のお手伝いをしたので、興味が…というのは建前で、一度やってみたかったんですよね「ポケモンゲットだぜ!」って。でも、列の最後尾を見ると…。
「ただいま待ち時間210分」
この時、まだ午前ですよ。午前の時点で3時間半待ちって…。仕方なくあきらめました。相方が「この状況でよくそんなことが言えるねぇ。」と言った意味がわかりました。子どもを連れていたら絶対にやりたがりますものね。
ポケパークでは、アトラクションで遊ぶのに、現金ではなくEdyカードを使用することについては前にも書きましたが、実はその都度アトラクションの利用状況がカードに記録されるのです。カードを照会のマシンに乗せると、どのアトラクションにまだ乗っていないのかが画面に出るのです。子どもだったら「絶対全部制覇したい!」という思いが生まれるようにうまくできています。
「全部乗ってポケパークマスターになろう!」
って…。制覇するには何時間、いや何日かかるのだろう。お子さん連れのお父さん、お母さん。お疲れ様です。
http://www.pokepark.jp/
・ポケパーク<名古屋市中村区平池町4丁目地内>
あおなみ線ささしまライブ駅から徒歩2分
名古屋駅から徒歩10分
コメント