あの「名古屋清水口」のCMの人たちが他の企業のCMに登場!?

今回は名古屋ローカルのCMの話です。名古屋人なら誰でも知っていると言っても過言ではないCMがあります。名古屋人に「名古屋・清水口と言えば?」と聞くと、必ずといっていいほど「美宝堂」と答えるはずです。たぶん。

「名古屋・清水口・美宝堂」

名古屋のローカルCMの認知度としては抜群なのですが、他の人気名古屋ローカルCMとは一線を画しています。ご存知無い方のためにどのようなCMかをご紹介します。

美宝堂のCMが有名になったのは、社長自らが登場した、1981年です。当初のパターンとしては、美宝堂の写真(映像ではない)の前に社長が合成され、

「改装オープン記念、全館挙げての大セール、名古屋清水口の美宝堂へどうぞ」

などと言うだけなのです。BGMはありません。後で知ったのですが、美宝堂は自社でCMを作っているのです。だから当初から社長しか登場しなかったのですね。そしてCMはエスカレートしていきます。

ロケを行なったと思われるCMが登場したのです。社長所有(と思われる)のクルーザーに社長一人で乗っています。セリフはあい変らずの「名古屋清水口の美宝堂へどうぞ」しかしそれに留まらず、さらにCMはエスカレート。

孫(と思われる、以下「孫?」)が登場します。最初はまだ幼く、居るだけでしたが、最近ではセリフを言うようにまでなりました。

しかもクリスマスバージョンでは、社長と孫?がサンタの格好をしている後ろで、社員(と思われる)がトナカイの格好をして踊っているではありませんか。もう脱帽です。

最新バージョンはこんな感じです。

BGは「シャン、シャン、シャン」という鈴の音のみ。サンタクロースの格好をした社長と孫?のアップ。うしろには社員と思われる、トナカイの着ぐるみ2人、雪だるま1人が踊っています。

孫?「ねぇ。ちょっと早いんじゃないの?」
社長「大丈夫、元気が会ってよろしい」
孫?「それなら目一杯超特価」
社長「ロレックスにダイヤモンド」
孫?「自分で買うのも、もらうのも」
社長「名古屋清水口の」
孫?「美宝堂へどうぞ」

そんな孫?も全身赤づくめのスーツ姿で登場するなど、もう誰にも「美宝堂CM」の勢いは止められません。そんな美宝堂・自社製作CMも、100本を超えたというではありませんか。というわけで、美宝堂の社長と孫?は名古屋では知らない人はいない存在となっているのです。

さてこの11月、衝撃的な事が起きました。

話はかわって、名古屋で一番有名なフリーマーケットといえば、テレビ愛知の「マンモスフリーマーケット」ですね。中部地区最大級のフリーマーケットで、ゲストも沢山来場します。

もちろんテレビ愛知も力を入れており、開催が近づくたびにスポットCMがたくさん流れ、CMソングであります

「♪マンモス、マンモス、マンモス、マンモス、マンモスフリ~マ~ケット」

という歌を口ずさんでいる男の子を電車で目撃するなど、名古屋で、一般的に知名度も高いイベントなのです。

ところで、このマンモスフリーマーケットのCMには、毎回、キャンペーンガールが登場します。選ばれた女の子がそのCMソングを歌ったり、開催をアピールしたりしていました。しかし次回(12/1・2)開催のCMは一味違いました。

はっきり言って度肝を抜かれました。今回のキャンペーンを担当したのは、なんと美宝堂の社長と孫?なのだ!

フリーマーケットの映像をバックに、いきなり美宝堂の社長と孫?が現れます。

孫?が「マンモスフリーマーケット」というテロップを見て一言「なんか違うんじゃない?」しかし社長が顔色を全く変えず、いつもの調子で「12月1日2日は、マンモスフリーマーケット」

そしてPRの最後、社長が

「12月1日、2日は
ポートメッセ名古屋の
マンモスフリーマーケットへどうぞ!」

かなり大ウケしましたが、それ以上に正直驚きましたよ、テレビ愛知。一企業の社長と孫?をイベントのキャンペーンに使うなんて。しかし逆に言えば、美宝堂のCMはそれだけ名古屋に浸透しているんですね。

この社長と孫?をあなどる事なかれ、昨年のテレビ愛知の年越しイベントにも生出演したらしいですから。マンモスフリーマーケットのステージに現れるかもしれませんよ。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

TOPPY/川合登志和をフォローする
メディア
スポンサーリンク
シェアする
TOPPY/川合登志和をフォローする

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました