ユニーのPB台湾まぜそばの味が本物・発祥店が監修してるのねさすが

大きく展開されていました

　アピタの売場に大きく展開されていたので、思わず目にとまった「台湾まぜそば」のカップ。

　台湾まぜそばとは、名古屋名物である台湾ラーメンから派生した、台湾ラーメンの特徴であるピリ辛の肉そぼろを、極太の麺の上にのせたもので、2008(H20)年に誕生したといわれています。

　さらに卵黄がトッピングされるのが一般的なわけですが、それをカップでとなると、再現度はどうだろう…と思ったのですが、そこには「麺屋はなび」の文字！

　「麺屋はなび」とは、この台湾まぜそばブームの火付け役といいますか、このメニューを生み出した発祥店です。そもそも商品名が「麺屋はなび台湾まぜそば」なわけですから、その再現度は期待できます。

　監修とまで言い切って、店主が顔出し。納得していないわけがありません。これは期待が高まります。

　まず驚いたのは、蓋を開けると出てくる出てくる袋の数々。

「かやく」「調味だれ」「レトルト調理品」「ふりかけ」

　これは、タイミングを間違えたら台無しですから、作り方は慎重に。

　お湯を入れる前に入れるのはかやくだけです。待ち時間は5分。さすが太麺ですね。湯きりをしたら…。

　調味だれを入れて混ぜ合わせたら、レトルト調理品とふりかけをトッピングです。

　ふりかけって何だ？と思ったら、そうそう、台湾まぜそばには魚粉がかかっていますものね。

　「ご家庭でのアレンジメニュー」として「湯切後に卵黄を入れるとさらにおいしい」と書いてあったものの、あえてそれはせず、商品だけの味はどうかと食べてみたのですが…。

　何このまろやかさ。卵黄を入れていないにもかかわらず、入っているかのようなコクと口当たり。

　「ピリ辛のタレと肉そぼろが麺にからむ」という表現も的確。本当によくからみます。よくここまで再現しましたね。

　さすが愛知のユニーのプライムワンと思うと同時に、サッポロ一番もすごい。この商品はアピタ・ピアゴ・サークルKだけでなく、サンクスでも販売されているために、関東でも知名度があるのだとか。

　ユニーは9月にファミマとの統合を控えています。スーパー部門はユニーとして会社が残りますが、コンビニはファミマに完全統一。こういった、名古屋の食を全国に広めるという役割を、果たしてファミマは担ってくれるのでしょうかね…。

　「麺屋はなび台湾まぜそば」は、ユニーグループ限定販売です。