香りが独特でさわやか…昭和初期の味わいを再現した三ツ矢サイダー 特別限定生産で発売

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三ツ矢サイダー NIPPON(アサヒ飲料)

今年で生誕134年目なんですね

 赤い三ツ矢サイダーの金属製ボトルを見かけたので、思わず買ってしまいました。商品名は「三ツ矢サイダー NIPPON」。日本の味とはどういうことだろう?と思って見ますと、三ツ矢の下には「1884-2017」の文字。

 さらにその下には「特別限定生産」とあります。これは買ってしまいますよね。「133年のこだわりを味わう限定品」です。

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初期の味わいを現代に再現

 今回の「三ツ矢サイダーNIPPON」は、昭和10年頃に発売されていたという「三ツ矢シャンペンサイダー」の味わいを現代に再現したもの。現在発売している三ツ矢サイダーよりも、砂糖の味がしっかりと感じられる「コクのある甘さ」が特徴だそうです。

 どういう変遷で今の味へと変わって行ったのか気になるところではありますが、初期の味を楽しんでみましょう。まず気になったのは香りです。

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ボトルを空けた瞬間…

 ボトルを開けますと、いつもの三ツ矢サイダーの香りを濃縮したかのような、それでいてさわやかで、甘みも感じるような香りがふわっと香ってきます。

 隣に座っていた2歳のわが娘。もちろん炭酸ジュースはまだ飲めない、飲ませていないわけですが、その香りを察知したのか、「においかがせて」と要求。「いいにおーい」と鼻を近づけて喜んでいました。

 いつもの三ツ矢サイダーではこの反応を見せたことはありません。

しっかり甘いんだけどキーン感

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 飲んでみますと、ちょっとラムネっぽい感じもするような、そして、鼻に抜ける香りがたまりませんね。

 そして今回、夏の季節にしっかり冷えた清涼感を出すためという理由で、ボトル缶が採用されているとのことですが、それが大きいですね。やっぱり夏場は缶で冷えた炭酸ドリンクがグッときますし、それでいてさわやかな香りと甘さ。これは当たりです。

 しかもちゃんと500ml。最近増えている490だとか430だとか、そんなこともありません。

 「日本生まれのサイダー」であることを訴求する目的という「三ツ矢サイダーNIPPON」。その狙いはわかるんだけど、これ、それ以外にもすごい魅力的な部分いくつもあるよね?と思わせる飲み物でした。

 ちなみに。3年前には「三ツ矢クラシックサイダー」として「復刻」を全面に推して販売されたんですよね。さあ、今回とどちらが訴求効果があるのか、そんなことも気になります。

アサヒ 三ツ矢サイダー NIPPON ボトル缶 500ml×24本入

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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