バャリース オレンヂクラシック(アサヒ飲料)
懐かしい味わいのオレンジジュースと言われても?
アサヒ飲料が10月25日に発売したのが、「バャリース オレンヂクラシック」。「1970年代の懐かしい味わいとパッケージを復刻」という触れ込みどおり、「バャリース」「オレンヂ」という文字からは懐かしさを感じますが…。
オレンジジュースの味わいに、懐かしいとか、そんなのある?と飲む前には思っていたのです…。
今年で発売65年のバヤリース
今回は1970年代というフレーズがつけられていますが、「バヤリース」ブランドの歴史は65年前に遡り、1951(S26)年に果実飲料の先駆けとして日本に登場したものだそうです。まさしく戦後ですね。
現在のバヤリースは、親子三世代で楽しむ家族の時間を目指し、「すっきり爽やかで甘酸っぱい果汁の味わい」が特徴だそうですが、この復刻版はあくまでも復刻なので、コンセプトも当時のまま。
そこも復刻じゃないとね
もちろん復刻ですから、保存料も人工甘味料も入っていないとのことで安心です。
ほんと、他メーカーですけれども、ラムネとか乳飲料とかで「復刻」って名前が入っているのに人工甘味料の入ったジュースありますからね。「それが入ったら当時と後味が違うだろうが、何が復刻だ」と言いたくなります。
懐かしい味だわこれ…
今回の復刻バャリースは特徴も現行商品とは違います。「優しく口の中に広がる、まったりとした甘さ」。飲んでみますと…。
まさしくこれは、70年代のオレンジジュースです。
幼い頃、旅先の旅館で飲んだビンのオレンジジュース、法事のあとの和食屋さんで飲んだビンのオレンジジュース、あのままのまったり感。懐かしい当時の情景が呼び起こされます。
70年代の記憶があって、なおかつ当時オレンジジュースを飲んだ年代となりますと、30代後半から50代前半でしょうか。そのあたりの年代にはまさに、幼少期の記憶がよみがえるドリンクですよこれは。
30代前半以下の人にとっては、甘ったるいだけの飲みものでしかないでしょうが。
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