缶詰って進化してるのねホテイのやきとり柚子こしょう味の味わいと脂の感じ

テレビで見た缶詰の進化に感化されて

　衛星で、約1ヶ月遅れで無料放送されているTVQ九州放送の「ぐっ！ジョブ」という番組を毎週見ています。福岡に軸足を置きつつも、九州全体のビジネストレンドを伝えるもので、名古屋ではなかなか知ることのできない内容で新鮮です。

　先日見たのが缶詰特集。九州では今、明太子の缶詰がお土産に大人気だそうで、これまで冷凍や冷蔵でお土産としてもって行けなかった状況でも、缶詰なら常温で行けますからね。

　しかし、その背後はものすごい努力と研究と技術革新があり、「そのまま」の状態で何でも缶詰にできるというわけではないそうです。

　最近では、たくあんなど漬物を缶詰にしたり、高級ブランドさばを缶詰にしたり、さらにはそんな缶詰を肴でお酒をいただく缶詰バーなんてのもあるのだとか。

　番組では缶詰の開発の様子も伝えていたのですが、やっぱり、缶詰技術で先を行くのは静岡なんですね。

　ということは、もともとある缶詰もさらに技術が進んでおいしくなってるかも？と、スーパーに出かけてみました。

　昔から、「焼き鳥ならホテイ焼き焼き」というテレビCMで馴染みがあり、やはり値が張るのでなかなか買ってもらえなかったものの、甘いタレと柔らかい鶏肉が子ども心にもたまらなくおいしかった、そんな記憶があるのが、ホテイの焼き鳥缶です。

　種類が増えてるんですね。「たれ」はもちろん「塩」に「激辛」に「ガーリックペッパー」、そして「柚子こしょう」です。

　柚子の皮と唐辛子が一緒になった調味料、柚子胡椒。九州では一般的な調味料ですよね。それがあのホテイの焼き鳥になってるだなんて、もう、おいしいに決まってるじゃないですか。

　蓋をあけると、さっそく柚子の香りです。そしてピリッとくる唐辛子のカラさ。脂分が多くてジューシーに感じました。

　このままつまみでもいいですけど、これはパスタとかピザもいけそうだし、炊き込みご飯もありかもね。

　九州のテレビ番組で知った九州の味、いいですね。でもやっぱり缶詰は静岡ね。