焼そばはスイーツでもないしチョコソースの文字が重複してるし謎が本当に謎な一平ちゃん

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一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース(明星食品)

ショートケーキ味の精査をしてないでしょ

 昨年末、明星食品の「一平ちゃん 夜店の焼そば」が突如として発売した「ショートケーキ味」は大変話題になりました。カップ焼そばといえば一平ちゃん派を自認する私としては、勝手な義務感から購入したのですが、食べきることは不可能でした。

 しかし、女性にはそうでもないのか、残りは妻が普通にすべて食べてくれましたが、「次は無い」との感想でした。

 ところが。バレンタイン商戦に向けて、明星食品がまーた次の手を打ってきたのですが、パッケージが意味深なのか投げやりなのか…。

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バレンタインに向けてでしょうね

 1月9日に発売になったのは「一平ちゃん チョコソース」です。これは昨年発売されたチョコソースをグレードアップしたものということで、「2017新作チョコソース」の文字が躍ります。

 1年間売れ残ってたわけじゃないんだよ、という主張ですね。

 さらに、一平ちゃんといえばマヨビームが売りですから、それに変わるものが「チョコソース」なわけで、重複するかのように「チョコソース付」の文字があるのですが、どう見てもマヨネーズのイラストをチョコ色に変えただけの見事な仕事。

 ショートケーキのときは「バニラ風味マヨ付」だったのでマヨネーズのイラストのままでも違和感がありませんでしたが、チョコ色のマヨネーズ容器は斬新です。

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本当に謎では困ります

 加えて「謎チョコキューブ入り」の文字も大きく、商品名よりもでかいのではないかってくらいの目立ち方。

 他メーカーで「謎肉」を押し出したものを受けて…でしょうか。あちらは、謎と言いつつも肉であることはわかる、シャレとしての謎だったわけですが、こちらのチョコキューブは、さわってみるとチョコの塊という感触ではなく、ふにゃふにゃしていて本当に謎なので困ります。

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 そして麺もチョコっぽい色をしています。ココアパウダーを練りこんだうえに、クッキーやビスケットの香ばしさを持たせたんですって。

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ソースも通常とは違うらしい

 3分待って、湯きりして、ソースをかけます。このソースも、カカオバターとバニラ風味のオイルを合わせた塩ソースだそうで。

 いただいてみますと、「まるでお菓子のような味わい」なのはわかるのですが、あくまでも「まるでお菓子」であって、お菓子にはなりきれていない感が。

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 謎チョコキューブは「ココアパウダーと糖類を主原料にした」そうで、謎なのに明らかにしてるじゃん。

 さすが、有名チョコメーカーに監修を依頼するも断られただけあります。これを「監修」したら、風評被害には遭うだろうなあ…というレベルであることには違いありません。

 もっとチョコレート一色かと思っていたので、意外と焼そば側に寄せた味だったのがほんと意外です。あくまでも立ち位置は焼そばという明星プライドでしょうか。

 しかし、改めてパッケージを見ると「CHOXO SAUSE with NAZO-CHOCO-CUBE」とか、中身にやたらこだわった能書きがある割りに、投げやり感強い。

一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース108g×4個

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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