お伊勢さん菓子博のPRをしたいのはわかる商品名が書き忘れちゃった？と思ったら…

この地方では56年ぶりに開催

　4月21日に開幕する「お伊勢さん菓子博2017」。全国からお菓子が集まる「全国大菓子博覧会」が三重県伊勢市で開催されるわけですが、東海地方では静岡開催以来40年ぶり、東海3県では名古屋開催以来56年ぶりとなります。

　開幕が近づくにつれて、関連商品をスーパーやみやげ物売場で見かけることが多くなりました。そんななか、お伊勢さん菓子博のマスコットキャラクター「いせわんこ」が大きく描かれたお菓子が売られていました。

　しかし、肝心の商品が何なのかが書いてありません。どういうこと？

　「いせわんこ」が描かれたそのお菓子には、「日本最大級お菓子の祭典！」「お伊勢さん菓子2017」とあり、いせわんこは「全国のお菓子が集まるかし！」と言っており、博覧会のPR文字は見られるのですが…。

　肝心の、このお菓子が何なのかの記載が一切ありません。

　右下に「あおさ入・三重県産」の文字は確認できました。だから、あおさが入った何なのさ。

　裏を見ると、「伊勢國米菓・美し国、伊勢國からお届けします」とあり、わかるんですよ。伊勢で作られた米菓ということは。でも、肝心のこれが何なのかがわからないのです。

　買うしかないですよね。買ってみないとわかりません。

　ああ。袋を開けてわかりました。

　三重県ではお茶漬けにもするポピュラーなあられの、細いタイプです。

　伊勢で米菓といえばこれに決まってるだろうと言わんばかりです。適度な塩加減とあおさの風味。手が止まるわけがありません。あっという間に完食です。

　三重県民ならわかるでしょ？という踏み絵的な商品であることはわかりましたが、またこれを買おうと思ったときに、ネットで検索したりするには商品名を知っていなければなしません。

　調べてみると。

　いせわんこあおさ味。

　まさかの商品名がいせわんこ。あいつ、語尾に「かし」をつけるだけじゃなく、菓子の化身ってことか。

　なので、この記事のまとめは「あおさ味のいせわんこ、おいしかったわあ」になるわけです。