写真:クライストチャーチ大聖堂(クライストチャーチ市)
ニュージーランドのクライストチャーチで、大きな地震が発生し、日本人の方も行方不明になっているというニュースが入ってきました。次第に、その様子がわかるにつれ、本当に悲惨な状況となっていることがわかりました。
地震発生後、ニュージーランドの全国ネットのラジオ局による、インターネットサイマル放送を聞いてみたのですが、いつもは音楽ばかりのその局も、クライストチャーチ局だけは地震特番となっていて、細かな避難情報やライフライン情報が流されていました。
クライストチャーチの半数以上が停電したそうです。いくら、ネットでラジオが聞ける、スマートフォンでラジオが聞けると言っても、停電したらやっぱり、普通のラジオしか頼れません。被災地のラジオをネットで聞くことで、逆に、電波による放送である本当のラジオの、非常時における重要性を改めて認識させられました。
私は2年前にクライストチャーチに訪れまして、市内をぶらぶらと歩いたりしたのですが、あの、美しかった街並みが、そして大聖堂の尖塔が崩れてしまっただなんて、いまだに信じられません。
ニュージーランドは日本と同じ地震国です。そして古い建物が多い点も共通しています。決して、他人事ではないと感じます。行方不明者の一刻も早い救出を、そして今後の復興を祈るばかりです。
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