ココストア店内製造のお弁当を食べながら思う愛知のコンビニ大胆変遷

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広島産かきフライ(ココストア)

店内製造でいいと思うのですけどね

かつてはこの愛知県でかなりのシェアを誇っていました、ココでワクワク、ココストアで、お弁当を買ってみました。コンビニ弁当といいますと、どこかの工場で大量に作られたものが、ドーンと運ばれてくるというイメージがありますが、「COCO DE COOK」(ココデクック)という、まさにその名のとおり、店内調理をしているココストアでは、そこで作られたお弁当が販売されています。

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そんなココストアで買った、広島産かきフライ弁当を食べながらふと。

ココストアって、日本初のコンビニエンスストアなんですよね。現存する藤山台店を1971(S46)年7月11日にオープン。自称ではありますが、「日本のコンビニエンスストア発祥の地」という碑も立っています。なぜ自称と書いたのかといいますと、そもそも「コンビニエンスストア」という定義は曖昧なところもありまして、セブンイレブンの1974(S49)年5月15日の一号店オープンを、日本初という説もあるのです。

ココで注目。え?日付逆じゃない?と思われた方もいるでしょう。

ココストアが日本で初のコンビニエンスストアとしてオープンしたのが7月11日って。これ、当時アメリカのセブンイレブンを意識したのかな?偶然?その割りには、セブンイレブンの1号店は5月15日なのね。このココストアとセブンイレブンの因縁は、のちに大きな戦いとなります。

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今から12年前、2002(H14)年、愛知県のコンビニエンスストア勢力図を見ると、結構驚きます。店舗数1位は800店でサークルK、そして2位がなんと379店のココストアだったんですね。12年前は、ファミマよりもローソンよりもそしてもちろんセブンイレブンよりも愛知県内ではココストアが多かったのです。

では当時のセブンイレブンの店舗数は?といいますと、0です、ゼロ。

セブンイレブンが愛知県に上陸するのはその年の7月、2002(H14)年7月なのです。

それが今ではどうでしょう。愛知県内の店舗数です。サークルKはさらに店舗数を伸ばして1000店を突破、セブンイレブンはなんと874店。12年の間に、それまでのサークルKの店舗数を超えているのです。

そしてココストアは…58店。

12年前の379が58。

地元発祥の、しかも日本初のコンビニエンスストアとして、ココストア、頑張って欲しい。ひょっとして、真の日本初をモノにするために、セブンイレブンは、愛知を狙い撃ち、ココストアを狙い撃ちしてたりする?

5万店もあるんだからコンビニで起業しなさい

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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