南アルプスの天然水&はちみつレモンが想像どおりすぎる味だった

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南アルプスの天然水&はちみつレモン

天然水系ドリンクはやってますよね

 少し前に、南アルプスの天然水&ヨーグリーナが品薄で買えないと話題になるなど、天然水系のドリンクが人気を集めていますよね。そんな天然水系のドリンクのなかで、長く人気を保ち続けたのが「桃の天然水」でしたね。

 桃の天然水は、1996(H8)年にJT(日本たばこ産業)が発売を開始、一時期は「ヒューヒュー」というCMのキャッチフレーズが流行語になるほどまでになりました。しかし、今年の9月をもってJTは飲料部門から撤退、「桃の天然水」ブランドはサントリーへと売却されました。

 ところが、サントリーから桃の天然水はいまだ発売されておらず、桃の天然水が消えたその6日後から、コカコーラが「いろはす もも」を販売し始めたことは、ネットでも話題となりました。

 その意図はともかく、とにかく「天然水」+フレーバーには長年、需要があり続けているわけです。

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セブン&アイ限定のサントリーらしい天然水

 「桃の天然水」で検索しても…


が出てきて、サントリーから桃の天然水が出る気配はまだありませんが、9月29日にサントリーが発売した天然水が、いかにもサントリーな味なのです。

 それは、セブン&アイグループ限定での発売となった「南アルプスの天然水&はちみつレモン」です。

一世を風靡したはちみつレモン

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 「サントリーはちみつレモン」は、1986(S61)年に発売され、その後バブル絶頂期とほぼ同じタイミングで大ブームとなり、サントリーの清涼飲料事業を押し上げるほどのものとなり、サントリーの自販機の認知を高めました。

 しかし「はちみつ」+「レモン」というひねりの無い名前は商標登録をすることができず、他メーカーからもはちみつレモンが次々と発売されるという事態になり、あっという間にブームは収束。

 サントリー自身もはちみつレモンの販売を2003(H15)年に終了してしまっています。ところが、ここ最近はそんなはちみつレモンブームを懐かしむ世代の購買意欲があるのか、2011(H23)年から期間限定で復刻販売をしています。

どんな味を想像しましたか?

 そして今回は、かつてのサントリーの代名詞でもある「はちみつレモン」と、現在のサントリーの代名詞である「南アルプスの天然水」が合体。

 南アルプスの天然水&はちみつレモンが誕生したのです。どんな味を想像しますか? 私は、「ちょっと薄いはちみつレモン」を想像したのですが…。いざ飲んでみますと…。

 まさに、ちょっと薄いはちみつレモン。

 もともとが清涼飲料水であるはちみつレモンが天然水と一緒になってるんだから、まあ、そうだわね。

 でも、さすがサントリー清涼飲料のかつての立役者ですから、おいしいですよ。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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