フルーツフレーバー炭酸飲料の競争は激化するばかりで、各社ともフルーツのリアル感だったり、炭酸感だったりで個性を出しているわけですが、そのなかで、ファンタは栄養素をプラスすることで個性を出そうとしています。
それが、1月に発売になった「ダブルプラス」シリーズです。その第2弾・第3弾の商品を買ってきました。さあ、どんな栄養素がプラスされているのでしょうか。
栄養素がプラスされた、ファンタのダブルプラスシリーズ。1月に発売された第1弾は「ゴールデンアップル&パワー」でした。プラスされたのは「パワー」。パッケージにお「元気成分」と書かれ、アップルなファンタでありながら、元気になれる、そういったものでした。
その第2弾が、5月に発売になった「パイナップルギャバ」です。パイナップルフレーバーに加えて、「ギャバ」が入っているということですね。
うーん。「元気成分」のときは、そのまま元気な感じが直感で伝わりましたが、「ギャバ」とはどういう感じなんでしょうかね。パッケージのGABAのところには「健康サポートに」と書かれています。
サイトの商品説明を読むと「リラックスタイムにぴったりなギャバ」とこれまた抽象的。健康をサポートしてくれて、リラックスタイムにぴったりなギャバ。ギャバとだけ言われてそこまでイメージできる人はいるのだろうか…とイライラしそうになりましたが、飲んでみたら、ギャバが入っているためかイライラもスーッと収まりリラックスできました、とまとめればで良いんですよね。
そして第3弾が、7月に発売になった「ヨーグルトロピカル」こちらはもうわかりやすい、ヨーグルトロピカルに「乳酸菌」です。パッケージの乳酸菌のところには「健康サポートに」と書かれています。あれ?GABAとそこは一緒だぞ。
では、サイトの商品説明では、「乳酸菌」についてどう書かれているのか見てみますと、「暑い夏をサポートする乳酸菌」と、やっぱり抽象的。
効果効能はうたえないこと、よくわかります。元気成分、GABA、乳酸菌。ダブルの栄養成分が入ったファンタだからダブルプラス。それが特徴なのにもかかわらず、じゃあその栄養が入っていることがどうなのか、という点は抽象的にしかいえないもどかしさ。
他社のフルーツ感は「どこどこの何とかってブランドの果実を使っています」とか、炭酸感は「ブランド史上最強の炭酸」とか言えますけど、栄養はいろいろ言えませんものね。
だからこそ応援したい。またファンタダブルプラスを見かけたら、買うよ。どんな成分をどんな表現で推すのか、毎回楽しみにします。
コメント