一生食べ物には困らないように…お食い初めしてきました

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お食初膳

※私たちがおいしくいただきました

9月1日に生まれたわが子・コトピも、書家の先生に命名書きをしていただき尾張国の二宮でのお宮参りや記念撮影も済ませまして、ようやく、生後100日を無事に迎えられました。

百日祝いを兼ねて、一生、食べ物に困らないようにと願いをこめてする儀式が「お食い初め(おくいぞめ)」です。

このとき、子どもは初めて母乳やミルク以外のものを口にすることになります。といっても、実際には口に当てるだけですけれども。お食初膳が評判の春日井の懐石料理のお店でお願いしたのですが、料理、素晴らしかった。

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お食い初膳は焼物の伊勢海老と御祝鯛姿焼が大迫力。もう見た目にお祝いって感じで、テンションがあがります。当の本人はなんのこっちゃでしょうけれども。

煮物、酢物、お椀、ご飯と、どれも子ども用ですから、小さなかわいい器に盛られていますが、どれも丁寧に盛られています。わが子の口元に鯛をふれさせたところで、記念写真。

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さらに、お膳の中央には石が。これは「歯がため石」。石のように丈夫な歯が生えて、頭がはやく硬くなりますようにと、箸を小石につけて、その箸を歯茎に当てます。

ひととおり儀式が終わったら…。本人はまだ食べられませんからねえ…。お食初膳は家族がおいしくいただきました。

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では、私たちもいただきます。

まずは前菜、鯛の風味がよく香る春菊と鯛のおひたしに、黒豆の豆乳かん、わかさぎの南蛮漬け。

そして鯛のうすづくりを、特製のぽん酢と薬味でいただきます。この鯛はさきほどまで生け簀で泳いでいた新鮮なもので、三重県の南伊勢から直送。このお店の名物です。鯛のぷりっぷりな食感と、薬味とポン酢とのマッチ加減たまりません。

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揚物は、小玉葱にエリンギ、青唐、ヤングコーン、そして赤めごち。赤めごちの天ぷらって初めて食べたのですけど、あまいですね~、

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蓋物は、金目鯛のけんちん蒸し。あんかけになっていまして、生麩と菜の花の色合いがいいですね。ふわっと優しい味。

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目の前で火を通していただくのが、天然鰤の朴葉焼です。お刺身でも食べられる新鮮なブリを、水菜、ネギ、たくさんのきのことともに、特製の赤味噌であえながら焼きながらいただきます。

この、味噌と きのこと、鰤が朴葉の上で加熱されながら混ぜ合わされながら、しんなりしたらもう間違いなしです。少しこげた味噌の風味、味はもちろん香りも最高。

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さらに続きます。しめ鯖の棒寿司に、もずく酢、あん肝の塩糀煮の濃厚さに驚き、いとよりのウニ焼きはもうそのうにの香ばしさにやられました。

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で、ご飯ですよ。これがまたびっくり。こだわりの日本海味噌の味噌汁の独特な味わいとともにいただくご飯、おこげが少しできるように炊かれているその炊き方に加えて、美濃白川で、無農薬にこだわり谷川の岩清水で育ったお米の味といったらありませんね。白いご飯好きにはまあこれは、たまらない逸品でしょう。思わずおかわりしちゃいました。

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デザートもまた、凝ってるんです。フルーツヨーグルトムースに、見た目と違って味がすごく濃い栗のアイスクリーム、そこにお抹茶ってところがまたいいですね。

お食い初めがメインで、私たちの食事は普通に懐石料理をお願いした感じだったのですけど、今回は妻が店をリサーチして選んだのですが、とても良かったです。141219g

春日井市のいけす懐石「日本料理たつき」ぜひまた、別の機会にも利用したくなるお店でした。

お部屋の暖房なども臨機応変に対応いただけましたし、とてもいいお食い初めになりました。

一生、食べるものに困らないように。まずは、自分が頑張って、コトピが独り立ちするまでは、自分が、そうさせてやらないといけないですものね。

頑張ろう…。

お食い初め料理 歯がため石・マニュアル付

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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