ベビースターは新キャラのホシオくんになってもそのプレゼントやるのね…本当に何もしない？

すごい広告効果ですね

　昨年末に突然発表があった、ベビースターラーメンの2代目キャラクター「ベイちゃん」の引退。29年目という長きにわたってベビースターの顔であったわけですから、そのインパクトは大きく、様々なメディアで話題となりました。

　しかも、引退の発表、新キャラクターの発表、その名前の発表、すべてのタイミングを期間を置いてズラし、その都度、情報番組だけでなくニュースでも取り上げられるなど、CMを打つよりも効果的な周知活動に成功した印象があります。

　既に新キャラの商品は販売されていまして、いよいよ名前も決まり、イマドキな感じになったのに…変わってないことも多いアンバランスさがありますね。ちょっとドキっとするほどに。

　まだ、1月の時点ではスーパーには「ベイちゃん」「新キャラ」の両方のベビースターが並んでいる状態です。店内には「ベイちゃん引退皆さんありがとう」という、メーカー支給のポップが飾られ、話題性だけでなく売場の現場にも大きな効果がでていました。

　で、新キャラです。星柄のニット帽をかぶり、赤いパーカー、年齢はわからない感じですが、設定としては好奇心旺盛で目立ちたがり屋の男の子です。

　そんなベビースターの新キャラの名前が発表になりました。1月31日には東京で新旧キャラクター引き継ぎ式まで行なわれ、これまた全国ネット・全国紙で大きく取り上げられる大成功です。

　名前は、寄せられた約4万7千点から選ばれた「ホシオくん」。ベビースターの「スター」に由来しているのでしょう。

　「星のようにいつまでも子どもたちの中で輝き続けてほしい」だそうですが、いつまでもと言いつつも、30年周期で変えるのが定例行事みたいになっちゃいましたから、2045年くらいまで輝き続けるのでしょう。

　何を言ってるんですか、たとえキャラクターは変わっても、子どもたちの心の中では輝き続けるんですよ。

　ただ、キャラクターが変わったと言っても、それ以外のところは変わってないんですよね。

　ベビースターラーメンのパッケージデザインも、ベイちゃんがホシオくんになっただけで、ほぼ変わっていません。

　そして「よりそい抱き枕」プレゼント。

　ホシオくんがよりそってくれて、ベッドで抱く…ですか。なんか、ベイちゃんの頃は、頭丸めてるし、何もされない安心感がありましたけど。

　ダンスが得意で、ニット帽に赤いパーカー、好奇心旺盛な男の子に抱きついて寝る。なんかこう、ちょっとベイちゃんには抱かなかった感情が、沸いてしまいそうですよね。