特産三ツ矢 愛媛県産清見(アサヒ飲料)
国内各地の特産果実を使って
これまでにもフルーツ感にこだわった三ツ矢サイダーは数多く販売されていたのですが、さらに一歩踏み込んだ新シリーズが誕生しました。「特産三ツ矢」です。
特選三ツ矢のポイントは「日本各地の特産果実」です。もちろんいつものフルーツクオリティ製法はそのままに、使用する果実が特産品となっているというわけです。
その第1弾が3月7日から発売になっています。
ポイントは和蜜柑
特産三ツ矢第1弾は、愛媛県産の「清見」です。清見と聞くと、かつてあった大野郡清見村を思い出してしまいますが、地名ではなくフルーツの名前です。
清見は柑橘類の一種で、温州みかんとオレンジの交配によって誕生した品種。国産初の「タンゴール」とされているそうです。タンゴールとは、ミカンとオレンジの交雑種のこと。国産初なんですね。
ただ、商品パッケージには「愛媛の和蜜柑」とありますが、大丈夫ですかね?
確かに飲んでみるとしっかりみかん!
まず香りがみかん。そして味わいもしっかりとみかん。みかんのサイダーですね。けっしてオレンジではありません。果肉がとろけるように柔らかくて、果汁がたっぷり詰まっているという清見のイメージが伝わってきそうな味わいです。
果汁は1%なんですけどね。そこがさすがですね。
デザインもすごく和な感じ
ペットボトルは透明で、中のしっかりとみかん色の三ツ矢サイダーが外から見えるようになっています。そして黒のコントラスト。
さらに、ペットボトルの形状も果実感をダイレクトに表現する「フルーツボトル」なのだとか。上部がポコッとなってるのは、清見のイメージなのね。
ひとつ気になったのは、商品名はもちろん、いつも載っている「フルーツクオリティ製法」の説明まで、全部フォントが和な感じなんですよね。「保存料を一切使っておりません」の文言も、何気に強さを感じます。
果実をほおばったかのような味わいを実現すべく、これは第1弾、今後も商品を開発していくようですから、これは楽しみです。次回もやっぱり和なフォントかなあ。そこが気になる。
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