パッケージの桃屋色が強すぎるサッポロ一番のキムチラーメン

最初は桃屋の商品かと思いました

　スーパーのインスタント食品売場で「え？桃屋がカップラーメン？」と思ってしまうほどに、桃屋なカップラーメンを発見しました。

　手にはビンの「桃屋キムチの素」。韓国の民族衣装を着た、あの桃屋のCMキャラクターが。ちゃんと口紅までつけてますが、これは女装なのか？似た女性キャラなのか？

　まあ、どっちだとしても、どうってことは感じないわけですが。今月発売の新商品です。

　商品名が「桃屋のキムチの素で仕上げたキムチラーメン」と、キムチがダブってる感ありますね。

　説明を見ますと、「野菜のうまみがきいた粉末キムチ調味料＝桃屋のキムチの素をベースに、かつお、魚醤のうまみを加え、しょうゆで味を調えました。」とのことですので、事実上、桃屋のキムチの素ラーメンと言ってもいいくらいのものでしょう。

「麺は表面につるみがあり、コシのある食感です。また、ちぢれをつけた麺はスープがよく絡みます。」このあたりはさすがにサッポロ一番のワザと言えるでしょうね。

　かやくを麺の上に出してみますと…。キムチってかやく状態になっていても、ちゃんとキムチに見えますね。それはきっと、サッポロ一番のかやく技術なのでしょうね。

「具材は、白菜キムチ、肉そぼろ、かき卵、ねぎを組合せました。」とのことで、しっかりと入っています。

　では食べてみましょう。なんとなくですが、こういう辛い系ラーメンといいますと、普段から「台湾ラーメン」を食べている名古屋っ子なものですから、それくらいの衝撃を覚悟していたのですが、違いました。

　しょうゆ味のサッポロ一番のラーメンに、程よくキムチの風味と具材が入っている感じで、実に控えめです。「辛っ！」ということもありません。

　うまみもよく出ていて、そこまでキムチー！という感じでもなく、食べやすかったですねこれは。

　それにしてもパッケージの桃屋色強いよなあ。でも実際の味はちゃんと、サッポロ一番ベースになっていました。