マルちゃんゆず香る鯛だしうどん…確かにいい香り漂ってきますよその味って感じ

4月10日新発売

　昨日紹介した、例年この時期に毎年発売されている「おそば屋さんのカレー南ばんそば」と一緒に、先月から全国発売になっているのが、マルちゃん「ゆず香る鯛だしうどん」です。春夏向けの新商品ということで、次第に暑くなっていく紀行のなかで、あっさりとしたうどんを…というコンセプトだそうです。

　鯛のだしで、しかもゆず香るとなりますと、ちょっと上品な味わいをイメージしますが、あくまでもカップめんです。どんな感じでしょうか。

　カップのなかには「液体スープ」と「かやく」のそれぞれの袋が。それとは別に、あの赤いきつねで見かける玉子がダイレクトで入っています。これが入っているだけで、もういかにもマルちゃんという感じがしますね。

　今回はスープが液体です。つゆは「鯛と昆布のだしを使用した、あっさりとしながらも深みのある味わい」だそうです。さらにそこに「ゆずと生姜の風味」。

　お湯を入れて5分待って、スープを投入。確かにゆずのいい香りが漂います。さらに鯛だしということで、いつものマルちゃんとはまったく異なる風味が漂ってきます。

　ただし、例の赤いきつねっぽい玉子が浮かんでいますので、ビジュアル的にはしっかりマルちゃんです。あ、でも、スープの色は薄めですね。上品さが出ています。

　鯛と昆布のだしは味わいの深さは確かにあるんですけれども、やっぱりあっさり感が優先しますね。さらにそこにゆずですから、食欲の無いときにもピッタリかもしれません。

　麺はもう安心と実績のマルちゃん赤いきつね流用という感じでしょうか。

　ただやっぱり、鯛と昆布だしということで、何でもかんでも麺類には鰹を投入する名古屋っ子からすると、よそのうどんという印象の味になるかもしれません。まあそれも、いつもとは違った風味でいいかもしれません。