富士山を美しいと思う心

先日東京へ新幹線で行った際、気になることがありました。その日はとても天気が良く、途中、静岡県を通過する際、稜線がいつも滑らかで美しい富士山がとても綺麗に車窓に現れました。

思わず写真を撮りたくなったのですが、私は2人席の通路側に座っていたので諦めて、眺めるだけにしました。頂は雪で白く覆われており、青空とのコントラストは見事。

すると、あちらこちらで「チロリロリーン」「パシャ」という電子音。そして、海側の3人席では、お年を召したスーツ姿の方から、バリバリに仕事をこなしているような中堅のサラリーマン風の人まで、皆が富士山をじっと見つめていました。

その率はかなり高く見受けられました。普段はそんなものに無関心そうな人さえも、思わず見とれてしまう富士山。日本人は富士山の何に惹かれるのでしょうか。たぶん、それは理屈じゃなくて、素直に、美しい風景だからの一言なのでしょうね。

昨今、我が国でも凶悪事件や、信じられないような企業による悪質な偽装が次々と明らかになっていますけど、この富士山を美しいと思う心を持っている日本人が、とても根は悪い人だとは思えないのですけどね。

魔が差す。

それは、何かを無理に得ようとしたり、無理に自我を通そうとしたり、または何かに追い詰められると、人間は豹変するのでしょうね。何かに押しつぶされないように、自分が自分で無くならないように、厳しい世の中ですけど、負けずに渡っていかなきゃいけないですよね。

今日の自分は昨日までの頑張りの結果。明日は今日より頑張ろう。

毎日そう思っていれば、きっと明るい未来が開けるはず。いや、開くんだ。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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