写真:名古屋国際会議場と白鳥公園
名古屋以外にお住まいの方は全くご存知ないと思いますが、名古屋ではここ最近「COP10」誘致のニュースをかなり頻繁に見かけます。先月、ドイツのボンで開催されていたのが、生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)で、その次の開催となる、第10回締約国会議をぜひ名古屋で!と、名古屋市と愛知県は誘致活動を続けていまして、
先月30日のCOP9最終日に、次回の開催を名古屋とすることが正式決定されました。
COP10は2010(H22)年に開催される予定で、かつて世界デザイン博覧会を開催した、名古屋国際会議場を本会場として開催されることになります。
これが決定した時点で、経済効果を試算する報道が多いのがさすがゼニゼニの名古屋という感じもします。国際会議場周辺をCOP10に向けて再整備するという話も出ており、ひょっとすると、デザイン博の残骸は無くなっちゃうかも…なんて、気もしますが、さすがにそこまではしないかな。
生物多様性条約ということで、愛・地球博を開催した愛知県らしいといえばそうですし、名古屋市長もこんなコメントをしています。
—————————–
「藤前干潟の保護やごみ減量などに取り組んだ経験を踏まえ、『日本の環境首都』を目指す市にとって、会議開催は必然の流れだった。誘致が決まってホッとした」
—————————–
名古屋市が日本の環境首都を目指しているとは!大きく出ましたね。でも、このCOP10が決定した裏で、ひっそりと流れたニュースが。
—————————–
愛知県が同時に誘致を目指していた2010年のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)については誘致活動を見直す…。
—————————–
結局、生物多様性でも経済協力会議でもどちらでもよかったんでしょうか。下手な鉄砲数打ちゃ当たる作戦!成功といったところですかね!さすが名古屋。そして、2つの国際会議を同年に開催できるほどのキャパシティは無い!やっぱり名古屋!
コメント