日本人だけ?日本人だから…

写真:墨俣城(岐阜・大垣市)※昨年の様子

今日はとんでもない春の嵐になっていますが、名古屋でも桜の開花が確認され、確実に、桜前線は北上していますね。名古屋の情報サイトをやっている私のところには、日本へ観光目的でやってくる、外国の方からメールが来ることがあります。

それで、「あ~、そりゃ~わからないだろうな…」と思ったのが、この桜に対する日本人の心。外国人の目から見ると、それはとても、不思議な光景なのだそうです。

連日、桜の開花予想が全国ニュースの項目として取り上げられ、花がまだ開かない開いたで、一喜一憂する毎日。もともと日本人が、花が好きで好きで仕方が無い民族ならまだわかるけど、これほどまでに興味があるのは「桜」だけ。

なぜ、その「桜」という花にだけ、日本人は誰もが関心を持ち、心待ちにしているのかがわからない…、とのこと。

もちろん、言葉で説明すれば、桜のあの淡い色の美しさですとか、そして、わずかな期間で散ってしまうはかなさですとか、言い様はいくらでもあるのでしょうけど、なんかそれって、すごく野暮な感じがするんですよね。だから、その外国人の方に、私はこうメールを返信したのです。「ぜひ、桜の咲いている時期に、日本に来て見てくださいよ。」って。

そしたら…。

「桜の時期は、日本へのツアーはめちゃくちゃ値上がりするから行けないよ!」

そうなんだ。それは知らなかった…。

桜を見られる幸せ、日本人であることの幸せをかみ締めながら、その美しさとはかなさを、今年も充分に味わいたいと思います。

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