テレビ東京夜7時に再放送の゛ワケ”

正月のワイドドラマを急遽レギュラー再放送決定

テレビ東京は4月から、今年の1月2日に放送した「新世紀ワイドドラマ・ 宮本武蔵」を、なんと月曜夜7時に連続ドラマとして再放送することにしたそうです。「宮本武蔵」は正月の放送では、10時間の長さにもかかわらず視聴率13.1%を記録!視聴者からは「感動した!」「再放送を!」という声が多かった!

との理由で放送から3ヶ月しかたってないのにゴールデンタイムでの再放送となった…というのが表向きの理由です。

BSで放送できず1億円の損失

まず再放送の理由として考えられるのは、「宮本武蔵」はBSデジタル同時放送を想定してハイビジョン撮影していたにもかかわらず、権利問題から結局BSでは放送できませんでした。しかも放送のわずか4日ほど前に急遽中止決定。

テレビ東京が制作したものを、その子会社(=BS)でそのまま放送することを、プロダクション団体が許さなかったのはテレビ東京としてもつらいところでしょう。

年末年始、このカラミでテレビ東京が出した損失は1億円と言われています。

テレビ東京にとっての1億は、他のキー局にとっての約3億(売上比)

地上波でもう1回「リサイクル」しなくてはテレビ東京 としてもやってられないんでしょう。

なぜ月曜夜7時なのか

そして月曜夜7時になった最大の理由ですが…、この前まで月曜7時に放送されていたのは「芸能界お見合いマッチ」

この番組がスタートしたのはなんと今年の1月15日。たった9回で打ち切りなのです。相当惨憺たる視聴率であったということが想像できます。

テレビ東京での打ち切りは相当…

テレビ東京は他局のように「ゴールデンタイムは10%切ったら打ち切り」なんて事は言わないのです。

実際7%の「ペット大集合ポチたま」で”成功”。
3%台の「MUSIX」で さえ”もう少し頑張って欲しい”なのです。

「芸能界お見合いマッチ」どんな 視聴率だったんだろう。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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