テレビ愛知初の全国ネットバラエティ
テレビ愛知制作の限界検証バラエティー番組「イカリングの面積」が本当に検証していたこととは…?
皆さんは日曜夜に放送されている、テレビ東京系列の「イカリングの面積」という番組をご存知だろうか。あらゆる限界に挑戦し、それを検証するというバラエティー番組である。
限界を検証する番組
私自身大好きな番組であるが、最大の面白さはそのナンセンスさである。ボウリング玉を東京から転がしてビリヤード玉にするだとか、コーラ1本飲んで何回げっぷがでるかとか、ボールペンは直線で何メートル書けるかだとか、シャチハタは何回押せるか…とか。
とにかくその意味のなさが何とも面白い。
また、それを仕切る東野さんが最高である。しかし、この番組の特筆すべきは名古屋のテレビ愛知製作の 全国ネットであるという点である。
ご覧のスポンサーってなんだろう?
そしてスポンサーの少なさにも目を見張るものがある。
ではここで、皆さんも覚えておくと何かと役に立つ、スポンサーの数で番組の人気度を見てみよう。番組スポンサーのCMの量は、基本的に番組時間の1割である。60分番組なら6分。30分番組なら3分である。
そして次に基本的な提供クレジットの見方であるが、提供クレジットっていうのは「この番組は…の提供でお送りします」ってやつね。
「ごらんのスポンサー」は1社30秒
「『ライオン』など会社名のみの読み上げ」は1社1分
「『あしたに、あなたに、ライオン』などキャッチフレーズ付き」は1社1分30秒以上である。
これを足せば番組時間の1割分が埋まっているかどうかがわかるというわけ。
この番組の状況が…
で、話を日曜夜に戻すが、そもそもこの日曜夜のテレビ東京系列のこの枠は「モーターランド」という自動車情報番組をテレビ愛知製作で全国ネットで流していた。この頃は専門性のある番組で30分番組の1割、3分のCMが常に 確保されていたのだ。
しかし「モーターランド2」が終了し、テレビ愛知製作の初めての全国ネットバラエティー番組「イカリングの面積」は多難な門出だった。「ご覧のスポンサー」1社のみという週がほとんどだった。つまり 30分番組のうちCMは30秒1つのみ。あとは番組宣伝CM。せつない状況が続いた。
番組の終了が決定してしまった…
そして3月の番組終了が決定した。
3/19は番組開始以来初めて 基本の3分のスポンサーがついた。しかし時すでに遅し。今月いっぱいで 打ち切りである。しかもテレビ愛知にとって一番つらいのはこの枠の4月からの 番組を見ればわかる。それはテレビ東京製作の「ファッション通信」
つまり、番組を打ち切られたのではなく、テレビ東京からテレビ愛知製作枠自体を打ち切られたということである。
結論これが「テレビ愛知の限界」!?
いやー番組自体でテレビ愛知の限界を検証してたとは知らなかった。
注・ホントに大ファンだったんですよ「イカ面」テレビ愛知さんぜひまた 全国ネットのバラエティーをやってくださ!!
実際は時間移動で、枠は残りました。
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