先日「TVチャンピオン」で大食い選手権が放送された。「大食い選手権」時は90年代初め、テレビ東京の「日曜ビッグスペシャル」のイチ企画としてスタートした。そしてこの企画をもとに92年春「TVチャンピオン」がスタートした。少し前、他局(例のあの局)で似たような企画が放送された。(今回はさらに某ドラマをパクって、パクりX2になっていた)そのせいか、今回の「TVチャンピオン」は元祖ということを強調していた。
この番組、もう放送開始から9年。ナレーションSEレポーター司会(1人減ったが)、ほとんど変わっていない。驚いたのは今回の大食い選手権大事なシーンでのBGMまで変わっていないのだ。最近言わないけど賞金ってまだ50万円のままなの?でも時代遅れという感じはしません。それってすごい事じゃないですか?
だってバブルの頃から、番組自体が残ってるのもさることながら、大きなテコ入れもせず、時代の流れを感じさせない。もしくは「TVチャンピオン」的な作りというのが定着したということか。
開始当初はフジテレビの「カルトQ」とどっちが早く終わるかなどと言われたりしたが、結局「TVチャンピオン」はテレビ東京という環境下で長寿番組に成長した。この番組はある種ドキュメンタリーである。チャンピオンになることは賞金より大きな名誉がある。
近所のすし屋にも「TVチャンピオンチャンピオンのいる店」という貼り紙があるくらいだ。
この番組のレポーターは中村有志氏がほとんどだがたまに他の方が登場することがあるが、この番組は芸能界でも厳しい仕事5本の指に入るらしい。何と言っても収録時間。手先が器用選手権などは、密閉された暑い部屋の中、平気で1ラウンド12時間以上戦ったりするのだ。そりゃあ辛いわな~。
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