不景気、デフレで外食不況が続いている中、この十数年で東証1部上場まで上り詰め、今や東海地方だけでなく、関東への進出まで果たした、「あみやき亭」へと行ってきました。
かつて、私がまだ大学生だった頃は、この地方で急成長の焼肉店といえば「焼肉屋さかい」でした。そのさかいが1号店を出店した2年後の1995(H7)年に、このあみやき亭は設立されています。
あみやき亭は当時、食中毒騒ぎなどがあったものの、一気に急成長へと向かったのがそう、BSE騒動のときです。BSEによってアメリカ産牛肉を使っていた外食店は、大きな打撃を受けるのですが、このあみやき亭はそのとき「国産」に舵を切るのです。
結果、今では90店舗弱にまで成長しています。あみやき亭は、内装や店員の対応などが、店舗によって全く違うため、地雷を踏むとイマイチなことになるのですが、今回は当たり店舗だったようで良かったです。
そこで、試食として無料でいただけたのが、わざび味の牛ホルモン。一度ボイルしてあるので、生焼けのようでも大丈夫とのこと。
かなり味が濃く、脂も濃かったですが、ネギと一緒に、さらにご飯と一緒に口に入れれば…。
あみやき亭って、春日井市の工場ですべてを製造する、セントラルキッチン制を採用していることを強みとしていますが、となると、店舗では皿に並べるだけ、ということなのでしょうかね。
まあとにかく、この価格で国産牛肉を外食として食べられるというだけでも、他チェーンに比べたらかなりのアドバンテージですものね。焼肉チェーンって、拡大路線をとっているうちは、イケイケどんどんですけど、着地点といいますか、完成形はどういうものになるのでしょうかね。今後のあみやき亭の展開に注目したいと思います。
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