とうとう味噌煮込みうどんにもデフレの波が

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写真:味噌和膳(お徳屋福べい)

かつて、外食で味噌煮込みうどんを食べるといえば、それは一大決心をしないといけないものでした。お店によっては、玉子ですらオプションで、素の味噌煮込みうどんが800円でも、そこに、

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玉子、かしわ、もち、てんぷら、そしてご飯と、オプションを加えていくと、それはとてもおそろしい金額になり、気軽に理想の味噌煮込みうどんを食べることは困難でした。

しかしです。三重県の桑名市に本社を置く「歌行燈」という和食チェーン店があるのですが、その歌行燈が「やじろべえ」という和食レストラン業態を出しているのは知っていました。今回はそのやじろべえではなく、「お徳屋・福べい」というお店に行ってきました。

この「福べい」は「お徳屋」という肩書きがついているだけのことはあり、コンセプトは「ファミレス感覚で楽しめる味自慢の和食店」おしぼりも水も出てこず、全てがセルフになっている一方で、冷たい水、冷たいお茶、温かいお茶と、選べるのが逆に嬉しい。

そして、価格です。味噌煮込みうどんに、玉子が入って、かしわも入って、さらに海老2本込みの天ぷら盛がついて、それどころかご飯にお漬物がセットで、味噌和膳…1,050円。これは!ランチじゃないんですよ、夜ですよ。

味噌煮込みうどんにも、デフレの波、来てますね。

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記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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