【続報・予備免許が交付されることが明らかになりました】13.10.25付
【続報・免許申請したことが明らかになりました】13.08.06付
写真:エフエムインターウェーブ(東京・港区)
かつて名古屋には、外国語FMラジオ局がありました。RADIO-i(愛知国際放送)です。RADIO-iは、2000(H12)年4月1日に開局し、それから10年、一度も黒字を出すことなく、累積赤字が28億8000万円となったところで、放送の終了を発表。
2010(H22)年9月30日をもって、わが国で初めての、民放連加盟の地上波放送局の閉局という事態に陥りました。送信アンテナは鉄塔ごと撤去され、かつて洋楽と外国語を多用したプログラムを楽しめた、FM 79.5MHzからは、ノイズしか聞こえなくなりました。
あれから2年。なんと、その後継となるラジオ局として、かつてRADIO-iとネットワーク(Mega-Net)を組んでいた、東京のInterFM(エフエムインターウェーブ)が、直々に、名古屋に新FM局を開局する意向であることが明らかになったのです。
【スポーツ報知】InterFM、名古屋に放送局開局へ
記事によりますと、来年、2013(H25)年5月から7月頃に、総務省に開局を申請する予定とのこと。ちらっと聞いた話に、かつてRADIO-iが使っていた周波数、79.5MHzは、コミュニティFMなどが使うことができないというものがあったのですが、それは、この復活の道筋が、水面下にあったということでしょうか。
ただ、InterFMは、かつてテレビ東京の子会社だったのですが、テレビ東京の「映像に特化したい」という、どう見ても…な理由で木下工務店グループに売却されたばかり。InterFM自体も安定しているようには見えないのですが、名古屋に進出とは思い切ったことをするものです。
とはいえ、開局したい、申請する、というのは簡単ですものね。実際に予備免許が出て、開局の見通しが見えてくるまでは、ぬか喜びはしない方が賢明かもしれませんね。この地方では、名古屋市、岐阜県可児市と、一度無くなったコミュニティFM2局が、事実上の復活を遂げている一方で、もうひとつの名古屋市のコミュニティFM局は、跡形も無く消え去っています。
そういえばこの地方には、2011年度開局予定と言っていたのが、2012年春開局予定となり、さらに、2012年11月1日開局見込みと新聞発表しておきながら、いまだに予備免許の出ていない開局予定のコミュニティFM局がありますね。あさって開局するのかな?
果たして、名古屋に外国語FM局の復活は、本当に実現するのでしょうか?半分は期待しつつも、半分は「無い無い」と思いながら、今後の成り行きに注目したいと思います。もう一度、あの山にアンテナ建てるのですかね?
サヨナラ、ありがとう―FMラジオ局の音が消える日 (デラックス近代映画 new moon novel vol. 1)
FMラジオ局が、なくなった話。
コメント
この記事を読んでびっくりしました。
RADIO-i閉局で残念に思っていましたが、これが実現すると嬉しいです。
福岡や大阪でも外国語局が存続出来ているのであれば、名古屋では絶対に無理!という事はないように思うのですが・・・
現在、名古屋にあるFMは正直なところ聞くに堪えないのでネットで外国のラジオを聴いています。
あんまり期待はできないかもしれませんが、どうか無事開局してほしいです。
Radio-iの廃止を受けて、急遽解禁になった、1法人で複数の放送局を持てるようにできる法律改正を使った措置ですね。
大阪の「CoCoLo」も、この措置で「802」の参加に入り延命しましたからね。
放送のコンセプトには、一杯言いたいことがありますが、しっかりとした経営基盤を作るのが、一番の課題ですね。
放送局の経営は、東京のキー局を除くと、どこも厳しいと聞きますから…
以前あった、RADIO-iの様な放送を目指すのか、他と同じような放送になるのかが問題ですが、その前に、開局出来るのかが一番問題の様な感じがしますね。ですが、楽しみが増えましたよ。
最終的に2012年11月に開局を目指していると言っていたコミュニティーFMがありますね。さてどうしたのでしょうか!?って感じですが、地元なので、是非、頑張ってほしいと思います。そして、長続きしてほしいと思います。
interfmの名古屋進出、なんとも微妙な感じです。
radio-iの放送はよく知りませんが、
interfmのロック色強い編成(激しい曲多し)
そんなものが名古屋っ子に受け入れられるのか疑問です。
東京でさえ受け入れられていないのに、
どうするつもりなのか。
ただ、ピーターバラカン氏がinterfmの
編成専任の取締役に就任したことで、
現路線が変わるかもしれません。
というか変えて欲しいというのが私の本音。
一日中激しい曲なんか聞いてられるかって感じです。
>matuさま コメントありがとうございます
実現への道のりは、経営面も含めて、相当大変だと思いますが、
名古屋のラジオ復権への起爆剤となればいいなと思います。
もし実現したら、今度こそは、続くラジオ局として頑張ってほしいですね。
>松桐さま コメントありがとうございます
どのようなコンセプトになるかはわかりませんが、
この時代に開局するわけですから、
稼げる、続くラジオ局であることが第一になりますよね…。
>ともたろうさま コメントありがとうございます
RADIO-iのような局は理想でしたけれども、
同じことをやってはまた潰れてしまうだけですから、
きっとちゃんと、稼げる局を目指すのではないでしょうか。
ただそれが、リスナーにとってはどうなのか…というのは
難しいところですよね。
あちらの開局が遅れている事情もちらっと聞きましたが、
一筋縄ではいかないみたいですね。周波数が…。
>katsuさま コメントありがとうございます
コスト面を考えると、InterFMの番組がそのまま流れるような
そんな気がしますね。
名古屋での番組は一部分という感じになるかもしれませんね。
実際にどのようなラジオ局になるかは未知数ですが、
まずは、実現して欲しいですね。
7月になってもまだ申請しないので、なんか無理そうですね
interfmも最近、親会社キノシタ以外のCMがほとんど流れない
ので経営がきつそうです。
少しは期待したいですけど。
>junさま コメントありがとうございます
7月頃までにというリリースなので、
今月末までには何らかの動きがあるのではないでしょうか。
説明責任もあるでしょうしね。
申請したのかどうかも?ですね。
そのまま何の動きもないままという可能性が高そうです。
MeganetはJFNやJFLなどの大手系列に比べスポンサーが付きにくいのと、知名度も低く経営に相当苦労しているでしょう。
もしかしたら7月の終わりに名古屋への開局決定と言う発表があるかも?ですが。
今後InterFMも含め大阪などの局もどうなるかわからない状態なので、期待は低いでしょうね。
名古屋へ開局より、民放のない和歌山や茨城へのJFN開局の方に動く可能性もないとは言えないです。
やはり言い出したからには、最後まで責任を持って欲しいものです。
・・・と言うより、申請して開局の許可が出てから発表した方が良かったのかも?
>mysさま コメントありがとうございます
7月頃までにという話でしたので、
その結論を出すのは時期尚早だと思いますよ。
今月末か、いや、来月以降になるのか・・・
どちらに転ぶかはわかりませんが、
近々何らかの発表はあると思いますよ。
トッピー@管理人様
そうですね。もしかしたら来年と言う事も・・・?
そう言えば、閉局寸前にIJの方が必ず復活させますみたいな事を言っていたのを思い出しました。
この頃から名古屋に外国語FM再開の計画はあったのでは?とも思いました。
ラジオ局の設立にはお金が凄くかかるのと、経営的な事も考える必要があるので慎重に準備を進めていると言う事も考えられます。
一宮市へのコミュニティFM開局も予定日よりかなり遅れましたしね。
これももう駄目かと思いましたが、無事開局しています。
>mysさま コメントありがとうございます
InterFMが名古屋へ置局するという計画だけだったのが、その後、
東海ラジオとCBCラジオがFMでも電波を出すという計画が浮上し、
仰るとおり、ラジオ局には設立にお金がすごくかかるので、
各社ともにお金を少しでも浮かせたいという意図から、
両方の計画がリンクしていそうですし、いろいろあるみたいですので、
もう少し時間はかかるかもしれません。
やはり、開局を希望する人の声もかなり多いと思います。
電波が駄目ならせめてradikoの愛知エリアにInterFMを入れるという手もあります。
東海ラジオとCBCラジオがFMでの送信という話は聞いた事あります。
これもいつになるかわかりませんが、FMでの送信となった場合、内容もFMの番組のようになってしまう可能性もあるかもしれないですね。
ラジオ局は凄くお金がかかるので、InterFM側も名古屋への開局を実現させようといろいろと作戦を考えている最中かもしれません。
確かに大都市に含まれる名古屋にネット局が存在しないのはInterFM側も考えものかと思われます。
気長に待つべきですね。
mysさん
>名古屋へ開局より、民放のない和歌山や茨城へのJFN開局の方に動く可能性もないとは言えないです。
主旨が変わってます。
それは総務省が考えること。
インターエフエムとは何も関係ありません。
>やはり言い出したからには、最後まで責任を持って欲しいものです。
半ば言いがかり。
>そう言えば、閉局寸前にIJの方が必ず復活させますみたいな事を言っていたのを思い出しました。
こじつけ。
会社が違うのですから、関係ないでしょう。
>これもいつになるかわかりませんが、FMでの送信となった場合、内容もFMの番組のようになってしまう可能性もあるかもしれないですね。
なりません。
AMやFMといったくくりに疑問を持つ方が多い中、あえてFMの番組みたいにする理由は考えられません。
むしろ、氏はなにをもってAM、FMをくくられてるのですか?
しゃべりばかりならAM、ジングルがあればFM、ですか?
AM局の難聴解消を目的にしたFMサイマル送信が具体化してこれば、送信設備も共用にしようとした動きもあるでしょう。
その時期が微妙に重なってきたら、その点調整するでしょう。
そもそも、当初から予定だったわけで、何をそんなに結論を急がれてるのか、いまいち理解できませんが。
>はてなさま コメントありがとうございます
仰られているとおりなのですが、ひとつだけ。
和歌山と茨城の件に関しては、無関係の話なのでスルーしましたが、
一応ちょっと書かせてください。
茨城に関しては、県域FM局用の周波数割当が無いので、
開局するかどうかは、総務省次第です。
一方、奈良(85.8MHz)と和歌山(77.2MHz)については、
県域FM用に総務省から周波数は割当られていますので、
地元にやりたいという人(企業)がいて、一本化されれば、
すぐにでも始まります。現状、開局していないということは、
誰もやりたがっていない、もしくは誰がやるかで揉めている…
ということになります。
さて、問題のAM局のFMサイマルですが、
一昨日、総務省より「V-Lowマルチメディア放送及び
放送ネットワークの強靭化に係る周波数の割当て・
制度整備に関する基本的方針(案)」が発表され、
今後これを土台に、AM局の難聴取FMサイマルと、
東京のInterFM本体の周波数変更など、
具体的なことが決まっていくと思われます。
さらに巻き込まれる形になってしまったので、
InterFM名古屋進出はもう少しかかるかもしれません。
どうしても、いますぐ名古屋でInterFMをお聴きになりたい
ということであれば、auのサービスなどでお聴きになることは
可能ですので、そちらもご検討されてはいかがでしょう>mysさま
http://www.interfm.co.jp/howtoenjoy/
初めまして。
私も短い期間ですが、radio-iを最後まで聴いていた者です。
当時は愛知に住み、今は奈良で77.8とか聴いてます。でも、もうお別れです。何故なら79.5Mhzから、音楽が聞こえてきますから。
愛知の皆さん、79.5Mhzにチャンネルを合わせましょう。クリスも佐野さんも帰ってきて~
>gさま
InterFMは完全に東京の番組を垂れ流す局になりましたね。
79.5の復活は嬉しいですが、やはり、RADIO-iとは別物、ですね。