STEREO VIDEO STATION
微弱な電波であれば免許が無くても飛ばすことができるという法律を利用した、FMラジオに音声を飛ばす「FMトランスミッター」は今でもありますが、テレビに映像と音声を飛ばす「テレビトランスミッター」が実家にあります。
アナログテレビ用のものです
とはいえ今のデジタルテレビではなく、テレビがアナログ放送だった頃のものです。このテレビトランスミッターには2系統入力することができ、切り替えられるようになっています。
ここにビデオデッキを繋げることで、自分の家限りのごく小さな範囲ではありますが「テレビ局」を作ることができたというわけです。
チャンネルは14と15
かつてファミコンを2チャンネルなどでプレイしたという昭和世代も多いと思いますが、それのビデオデッキ版で、テレビに接続する必要のタイプという感じです。
チャンネルは14と15が切り替えられるようになっています。アナログ時代は東京の14がMXで、16に放送大学がいたはずなので、東京では使いにくかったのではないかと思えます。
ステレオ放送対応
ここで特筆すべきは、このトランスミッターが「ステレオ放送」対応だということです。しかもステレオとモノラルの切り替えができます。
アナログ時代はテレビのチャンネル表示がステレオだと「黄色」、モノラルだと「緑色」というメーカーもありましたが、それが切り替えられたというわけですね。
今思うとかなりマニアックな商品ですが、こういったものが普通にディスカウントショップで売られていました。たぶん「プラザ」(ビッグワングループ・現在はドンキに吸収)で買ったんじゃなかったかな。
とはいえ出力があまりに弱くて、FMトランスミッターと違ってそれほど実用にはならなかった記憶があります。
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