春と言えば別れのシーズンですが、社会人となってフリーで活動している自分としては、もう、この時期に人との別れはありません。あるのはそう、テレビやラジオ番組との別れ。しかも43年間、毎日、放送されてきた番組が終わるというのは感慨深いですね。
「零時半です。松坂屋です。カトレヤミュージックです。」
名古屋っ子なら、大抵一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。CBCラジオで午後0時半から1時までの生放送番組。あの、松坂屋のテーマ曲が何とも印象深いですよね。それが、とうとう今月30日に幕を下ろすそうで。
1965(S40)年3月スタートですから、私が生まれるよりもはるか昔からやったたわけで…。
これも、大丸との統合の影響なのでしょうかね。秋には「松坂屋ストア」もその名を消すみたいですし。
私にとっては、この番組の終了もそうですし、毎日見ている、三重テレビの「ワクドキ!元気」終了も驚きですがね…。
コメント
「カトレアミュージック」懐かしい番組でしたね。
実はこの番組、ふた昔ほど前にFM-AICHIでも毎週金曜日限定で同名の、しかも同じ松坂屋一社提供で、時間もこれまた0時半から1時まで放送されていたのを知っていますか?
オープニングは「金曜日です。0時半です。松坂屋です。カトレアミュージックです」
さらに、CBCで使われていたのと同じテーマ曲もエンディングだけで使われ、主に催し物案内のBGMとして流れていたショートヴァージョンだったのを覚えています。
そして番組の〆はここでも「生活と 文化を結ぶ マツザカヤ」
もっとも内容のほうは、当時いうところの洋楽(その頃は「軽音楽」という呼び方もあった)一辺倒だったのを覚えています。
ともあれ、「カトレアミュージック」はこれで完全に終了ということで、それはある意味で一つの時代が終わったということでしょう。
43年間といえば、17歳の人も還暦を迎えるほどの時の長さ。関係者の皆様、本当にご苦労様でした。
>ごろ寝エビ さん
覚えていますよ。
FM愛知でもありましたね、カトレアミュージック。
初めて聞いた時には、大須ういろの3時の時報と同じように、
かなり驚いた記憶があります。
結局これも、松坂屋が飲み込まれてしまったことによる、
リストラなのでしょうね。
名古屋らしさが次第に失われていくのは寂しいですが、
それだけでなく、ラジオの行く末が心配になる話でもあります。