松本と長野と信州と

名古屋で生活をしていますと、愛知、三重、岐阜の3県は親しみがあるのですが、愛知県から見て、岐阜県とそれほど位置付けが変わらないはずの、長野県となると、精神的に距離を感じてしまいます。

また、長野県自身も関東甲信越という位置づけから、名古屋の方を見ているのはせいぜい飯田くらいまでで、その先の人は、あまり名古屋との接点は無いことでしょう。

そんな長野県を見ていて、ちょっと気になるのが松本市と長野市の関係。

長野県の県庁所在地はもちろん長野市なのですが、地図を見ますと、長野市というのは県の北端にあって、中央部で存在感を示しているのは松本市です。

人口では長野市の方が上ですが、歴史的に見れば、やっぱり国宝松本城。

かつては分県や県庁移転の運動もあったとのこと。

そういえば以前、NHKは長野とは別に「松本放送局」を置いていましたし、テレビ信州の本社が松本にあった時代も長かったです。ラジオ局を見ると、FM長野は今も松本に本社を置いていますね。

長野県というのは、やはり山間にあるだけあってか、それぞれの街でかなり個性が違うという話も聞きますし、「信州」という長野県の古い呼び名の別称が、現在もかなり広く使われているあたりにも興味が沸きます。

ただ、今の私には長野県を語るほどの知識や取材が足りないので、名古屋の隣県の研究課題として、心にとどめておくことにしておきます。

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