昨日は松本市について書きましたが、その北側には、2005(H17)年10月に誕生した「安曇野市」があります。南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村と東筑摩郡明科町が合併したもので、これまでは「安曇野」という地名は地図に載っていたわけではなく、範囲が曖昧だったものが、市名に採用されたため、存在感が一気に高まりました。
「豊科」や「穂高」といった、知名度の高い地名が多いだけに、よく「安曇野市」と決断したなぁと思いますが、やっぱり、観光で生きていく街にとって、市名は死活問題ですものね。
さて、「安曇野」というと、その字面から「あずみの」と打ちたくなってしまいますよね。
実際、私のこのパソコンでは…。
「あづみの」=「安積の」
「あずみの」=「安曇野」
と変換されます。
でも、正解は「あづみの」。
安曇野市のホームページにも「『安曇野市』 の表記について」という特設ページがあり、
■漢字表記 安曇野市
■ひらがな あづみのし
■ローマ字 AZUMINO
と定められていて、そのページには歴史的経緯がしっかりと考察されています。私は、ここまで地名を大切にしている安曇野市の姿勢に感動しました。
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大抵こんなことになると、
「平仮名表記で『あづみの市』でいいじゃん。」
とか言う人が出てきたりしそうですものね。
やだやだ。
さて、今度の休みは、三重県いなべ市に梅でも見に行ってくるか。
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