珍問奇問に大疑問・解ければ…

洋画の吹き替えや、テレビ番組・CMのナレーションなどで活躍された、広川太一郎さんがお亡くなりになったとのこと。68歳だそうです。洋画の渋い吹き替えも思い出しますが、なんといっても広川さんといえば独特なダジャレですよね。

興和のマスクのCMにて 「全国的に助かりマスク」

マリオカートのCMにて 「バナナに滑って、そんなバナナー」

なんてところが記憶に残っています。

しかし私にとって、広川さんと言えばやっぱりテレビ東京の「クイズところ変れば!?」(タイトルママ)ですね。「珍問奇問に大疑問・解ければた~のしパラダイス・クイズところ変れば!?」

この番組は、今の言葉で言えば、癒し系クイズ番組とでもいいましょうか、いかにもテレビ東京な感じで、スタジオもチープで、ダーツで賞品が当たるコーナーでも「10円」とか、「となりの解答者に1万円」とか、緩さ爆発のクイズ番組でした。

エンディングトークがやたらとダラダラ長かったり、カメラの前をスタッフが横切ったりするあたりもユルユルです。なかでも、いい味を出していたのが広川さんのナレーション。

この番組はカメラ目線が、ナレーター目線になっているという独特なもので、手や足が映ったりするのですが、それが広川さんの手足という設定で、広川さんのアドリブと思えるセリフも多く、まさに広川さんの番組という感じでした。

テレホンカードが当たって、テロップで私の名前が出てしまって、翌日学校にて「お前、何テレホンカードもらってんだよ」と、クラスの友達に指摘された思い出もあります。 (当時は土曜も授業があった)

広川さんは声優だけに限らず、顔出しのキャスターもやってらっしゃっており、「おはようテレビ朝日」で、朝の顔としても関東地区では馴染み深かったようです。

ご冥福をお祈りします

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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