おにぎりせんべい(株式会社マスヤ)
認知度調査を商品で報告
おにぎりせんべいといえば、この地方では古くから親しまれている、しょうゆ味のしっかりしたおせんべいですよね。おにぎりのような三角形の形に焼き上げられ、細かな海苔がパラパラとまぶしてあります。
おにぎりせんべいを製造しているのは、三重県伊勢市小俣町にある株式会社マスヤ。
おやつカンパニー、井村屋とともに、三重県の三大製菓会社と言われている…というのは聞いたことがありません。そんなこと言ったら竹屋が怒るよ。
さて、そんな、この地方では抜群の知名度を誇るおにぎりせんべいですが、全国ではどれくらい認知度があるのか?それをマスヤは1年をかけて、実際に各都道府県に赴いて調査したというのですから、面白い。
しかもそれを、自社の製品にて報告するというスタイルをとっています。
マスヤの2枚入りおにぎりせんべいには、47+3で50種類のパッケージデザインがありまして、47種のデザインは、各都道府県を象徴するところに、「おにぎり坊や」がおでかけしているイラストになっています。そしてその下には、各都道府県の認知度が。
今回手にしたのは、熊野古道の和歌山県99%と、熊本城の熊本県100%。和歌山県は三重県のおとなりにもかかわらず、100%じゃなかったんですね…。
この地方は、三重県と愛知県は当然100%だったのですが、なんと岐阜県が96%…意外ですね。
東海3県の一体性って、実は名古屋の人が思ってるだけで、三重と岐阜の間には結構な溝があるのかもしれない。全体を見ますと、西日本では九州でも9割を越えるのに対し、北関東から一気に認知度が下がり、東北では1割台…。やっぱり、基本的には西日本なのね。
しかしまあ、三重からこれだけ全国に広がってるってのは、この地方としては嬉しいですね。次はピケ8の認知度調査ですかね?
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