フリーランスで妻子がいます
ホームページを開設して19年、このブログを書き始めて10年が経過しました。最初の頃は、学生をしながら、会社員をしながらのあくまでも「趣味」でやってきましたが、ブログを始めたあたりから、専業でこれをやっています。
つまり、ネットに文章を書いたりなんだかんだで、10年食べ続けていることができているというわけです。しかも専業主婦の妻と子ありですから、それなりになんとかなっていることは、お分かりいただけると思います。子どもができるまでは、友人・親戚の間でも信じられていませんでしたが。いつまでもプラプラして…と。
もちろん、周囲の方々の助けや、思いがけないラッキー、そしてそれなりに努力はしてきたわけですが、文章を書くだけでお金が入ってくるわけではなく、ノウハウを蓄積できていますし、これからも食べていかなければなりません。
このへんで、棚卸しをしていこうと思いたちました。
フリーランスなんてなるのは簡単
税理士の先生との仕事で、経営の話をさせていただくわけですが、実際のところ、フリーランスというのは、なるのは簡単。難しいのは継続していくことです。
ネットで食べていくに限らず、お店を開いたり、商売を始めたり、起業するなんてのは簡単なことで、税務署に書類を出して看板を掲げれば始められるわけです。もちろん、商売の種類によっては軍資金が必要になりますが、私のような物書きになりたい、ネットで食べたいという場合には、パソコンとネット環境さえあればなんとかなってしまいます。こういう本を読めば、手続だってすぐにわかります。
食べ続けるのは想像以上にしんどい
ところが、食べ続けていくとなると、果たして、どれだけの人が生き残れるというのでしょう。
物書きやブロガーを目指すとして…
・ブログがバズった
・大手サイトに掲載された!
・とうとう自分の本が出た!
ところで…、食べ続けていくなんてことは夢のまた夢。本が1冊出すことができたとして、それでどれだけ食べ続けられるか?なんて、誰も教えてくれませんが、教えるほどでもないのです。
夢が叶う=ご飯が食べられる…とは限りません。
常に沈まないようにもがき続けるしかないのです。もがくのをやめれば、待っているのは沈没。一度フリーランスの道を歩んで、沈没した人生の先に、かつての人生のレールは繋がっていません。
それでもフリーランスはこんなところが最高
でも…
・時間は自分の自由自在
・友人や家族との時間を大切にできる
・チャンスを絶対に逃さない
・好きなことで食べていける
・好きな場所で暮らせる
そんな人生がやっぱりいいですよね。これまでもそういった相談を受けることがありました。種明かしというほどの大げさなものではありませんが、これからはそういうことも綴っていきます。
ただ、もちろん、今までどおりの「名古屋圏の話」「テレビや新聞のメディアの話」「ポケモンの話」も書いていきます。これまでの傾向の記事に「好きで食べていく話」という新しい柱を加えていく形にしますので、引き続きお読みいただけると嬉しいです。
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