シェルレーヌ(ブランカ)
食感楽しく味が濃厚な三重の定番
仕事で三重県の鳥羽市へと取材に行ってきました。そこでいただいたのが、三重県民にとっては普段から御三時におなじみなマドレーヌ「シェル・レーヌ」です。しかも味は3種類。
プレーンに、伊勢茶に、あおさのり。あおさのり!?マドレーヌにあおさのり!?
しかもこのシェルレーヌ、形が真珠貝なだけでなく、なんと!
第22回全国菓子博名誉総裁賞も受賞したというシェルレーヌの秘密とは。
外はさくっとなかはしっとり
シェルレーヌは、真珠貝の形をしたマドレーヌなのですが、材料にこだわりがあります。膨張材や保存料などの添加物は一切使われておらず、バターは北海道産、小麦粉は三重県産あやひかり、卵も地元の鳥羽産です。
さらになんと、真珠なのは形だけでなく、真珠貝から作られたというパールシェルカルシウムが生地に配合されているのです。かつて、クレオパトラは真珠を服用していたといいます。まさに三重らしいスイーツです。
プレーンをいただいてみますと、外側はさっくりしているのですが、なかのしっとり感とぎっしり感がすごいですね。さらにはバターの風味も。これは特に紅茶に合いそうですね。
あおさのり味が真剣だった
シェルレーヌを製造・販売しているのは、鳥羽市に本店を置くブランカ。ブランカとはシートン動物記を由来としていまして、そんなイメージでスイーツのコースがいただける欧風菓子喫茶「LOBO」もあり、優雅な気分でティータイムをしかもびっくりお気軽価格で過ごせます。
さて、シェルレーヌです。プレーンの次は伊勢茶味をいただきます。まあ、お茶の風味は洋菓子にも合いますからね。しかも、三重県はお茶の生産量が全国第3位ですから、地域性としてもよくマッチしていますね。
そしてこちらが、シェルレーヌの「あおさのり」味です。た、確かに、あおさのりも三重県らしいですが、普通はお味噌汁とかに入れて…ですよね。
で、でも、風味がするくらいでしょ?と思って、あおさのり味シェルレーヌを割ってみますと、結構なびっしり具合。これは…本気だ。
いただいてみます。確かに、風味どころではなく、あおさのりの味がガツンと来るのですが、あ、そういうことか!という感じです。ほら、トーストにバターを塗ってごはんですよを乗せるという食べ方がありますよね。あんな感じで、あおさのりの風味とバターの風味がこれがマッチするんですね。まさに発見です。
新商品のコーヒーパイがさっくさく
もうひとつ、シェルレーヌとは別にいただいたのが、新商品のコーヒーパイです。コーヒー風味のチョコレートがパイにかかっているのですが、このコーヒー加減がハンパなくて、しっかり。さらには、パイの食感がいいだけでなく、そこにナッツが入っているのも楽しい。
また11月も鳥羽に取材に行く仕事がありますので、今度はコーヒーパイをたくさん買って帰ろう。
オンラインショップでは、ネット限定の「ブランカ詰め合わせセット」もあります。おいしい和菓子の多い三重ですが、三重の方は普段からこんなにおいしい洋菓子を食べていらっしゃるんですね。
三重県内各所はもちろん、東京の「三重テラス」や、東海地方から近畿地方にかけてのアピタ・ピアゴなどでも販売されているそうで、あ、そうなんだ。アピタに売ってるならこっちでも普段から食べられますね。
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