ポポポイのポイ・名古屋の世代間ギャップがこれで埋まる

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さくら(青柳ういろう)

名古屋を代表する銘菓のCM

 「ポポポイのポイ、白、黒、抹茶、あがり、コーヒー、ゆず、さくら」このフレーズは、名古屋を代表する銘菓である「ういろう」。その、ういろうの数あるメーカーのなかでもカエルのマークでおなじみの「青柳ういろう」のコマーシャルソングです。

 名古屋の懐かしCMの代表としてこのCMが扱われることも多く、もちろん、自分もそこに懐かしさは感じるのですが、ふと、ういろうをいただいて記憶の糸をほどいてみたら、公式CM動画で呼び起こされたかわいらしいカエルキャラのCM。

 自分世代にとって、最も懐かしい「ポポポイのポイ」はこれだ!

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時代によって印象が違う青柳ういろう

 先ほどの「白、黒、抹茶、あがり、コーヒー、ゆず、さくら」のフレーズで知られる青柳ういろうのCM、名古屋っ子ならほとんどの人が記憶にあったり、知識として知っていたりと、知名度の高いフレーズです。

 なかには「あがり」の部分は「あずき」じゃない?や、「白、黒、抹茶、あがりにさくら」で、「コーヒーとゆずなんて無いでしょ」という声があったり、「青柳ういろうの天気予報ってあったよね」「そんなことよりかえるまんじゅう」と、世代によって青柳ういろうのCMイメージは実は異なります。

いただいた「さくら」を食べながら

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 先日、そんな青柳ういろうの「さくら」をいただきました。これからの季節にぴったりの色。やっぱり、ういろうと渋いお茶の御三時は落ち着きますね。これでこそ名古屋の昼下がり。御三時と言っても「ぼんぼんぼんと時計がみっつ」は、「ういろう」ではなく「ういろ」です。

 ふと、青柳ういろうって今はどんなCMだっけ?と青柳総本家のサイトを見てみると、CMギャラリーがあるですね。

 そうそうこれこれ。「青柳ういろうのうた」。今の「ういあーういろうー」。これって「We’re willow」。柳の「willow」とういろうを掛けてるんですよね。きっと。

 そして見つけた、これだ!

花咲き蝶と戯れるカエル

 70年代生まれの自分にとって、ビンゴな「ポポポイのポイ」はこれです!

 「青柳ういろう四季づくし」。カエルが出てきて、花が咲き、蝶と戯れ虹に乗り、滑って落ちて雲でジャンプ。そしてその雲がういろうになる…。

 これですよ。青柳ういろうのCMといえば。

 見ると、放送期間は1982(S57)年から1992(H4)年。自分が小学生の頃によく見ていたことになります。これは懐かしい。

 カエルの動きのかわいらしさが見事ですね。細かいですが、表情や手足の動かし方、実に素晴らしい。

 とはいえ、当時見た記憶は15秒バージョンばかりで、30秒バージョンは当時も見てはいるのでしょうけど、記憶は薄かったので新鮮でした。晩ご飯を食べ終えて、午後7時からの番組が始まるのを待っているリビングの情景。もう二度と戻れない、CMが流れていた当時の、実家の茶の間の空気に触れることができた気がしました。

 こうやって、公式で過去のCMが見られることも素晴らしいですね。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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