神戸の異人館で誕生したケーキ店の季節の味わいはシャインマスカットからほうじ茶まで

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ショコラ・オランジェ(アンテノール)

デパ地下ではやっぱり買いたくなります

 この前、栄の松坂屋名古屋店の地下にあるオシャレなお弁当やさんで弁当を買ったら、実はカネ美食品だったという記事を書きましたが、実は一緒にケーキも買っていました。

 やっぱり、デパ地下では色あざやかなケーキも買いたくなってしまいます。今回買ったお店は「ANTENOR(アンテノール)」。1978年(昭和53年)に異人館の街・神戸北野に誕生したお店で「ヨーロッパの伝統を通じて真摯に味と技の革新に挑む」お店。

 つねに、ヨーロッパの老舗洋菓子店と技術交流を重ねて、本場の技術を学んだうえで、日本の四季を感じる旬の素材を吟味して、季節感あふれるものを…がコンセプト。この日も、9月限定のものは本当に季節感たっぷりでした。

 まずは新商品の「ショコラ・オランジェ」。チョコレートムースとオレンジムースにアクセントとしてオレンジピール。チョコレートとオレンジの相性はさすが抜群ですよね。

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ガッツリほうじ茶でびっくり

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和梨と巨峰のほうじ茶デザート(9月末まで)

 続いてはカップデザートです。こちら「和梨と巨峰のほうじ茶デザート」は、梨と巨峰の芳醇な味わいに加えてその下にはしっかりと粒あん。やっぱり粒あんはいいですね。

 そしてほうじ茶の風味がすごい。京都・北川半兵衛商店のほうじ茶を使っているそうで、香るってレベルじゃないですね。ほうじ茶ってお茶のなかではあまり主張しない方というイメージがありますが、しっかり主張しています。

売れ筋ナンバーワンの定番

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ショートケーキ(アンテノール)

 ショートケーキは、この週の「売れ筋BEST1」商品となっていました。スポンジはしっとり、生クリームは北海道産生クリームをブレンドです。

 スポンジに挟まれた2つの層にもそれぞれびっしりとイチゴ。イチゴの割合がかなり高めです。もちろん、スポンジもクリームも最高です。

ぶどうの甘さとクリームの甘さ加減が絶妙

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2種のぶどうのショートケーキ(9月末まで)

 一番おいしそうで、実際においしかったのはこれ。2種のぶどうが落ちそうなくらいにのっています。

 2種のぶどうとはあの「シャインマスカット」と「巨峰」。ケーキの甘さに負けないくらいにぶどうが甘い!

 さらにケーキの中には、カヴェルネソーヴィニヨンの果汁入りクリームと洋梨も入っているという細かさ。

 カヴェルネソーヴィニヨンって…何?

 「世界で最も名の知られている赤ワイン用のぶどう品種」なのね。そんなことも知らないのに、格調高いケーキを背伸びして買ってしまってすいません…という気もしないではないですが、これからは「ああ、はいはい、カヴェルネソービニヨンね」と言えば、格調高い自分になれるような気がしました。錯覚ですね。

 10月はまた新たな季節ケーキが出るのでしょうね。

アンテノール アルティザン・アンテノール 60枚入

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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