まろやかな甘さのメロンもメッツになると強炭酸その相性は？

エクストリーム強炭酸

　キリンのメッツといえば、なんといっても「強炭酸」。特許出願中の「炭酸エクストリーム製法」によってクセになる強刺激が実現されています。さらには人工甘味料不使用で素材そのものの味わいを強く押し出し、さわやかなイメージが復活しました。ところが…。

　9月5日に発売になったのは「メッツメロン」です。パッケージにも大きく「強炭酸・メロン・濃厚な甘み」とあります。確かにメロンの味わいには高級感もあって濃厚さもあるでしょう、しかしそこに強炭酸となるとちょっとイメージがわきません。

　外から中身のジュースの色を見るとオレンジ。青肉のメロンではなく赤肉のメロンを使用。メロンのなかでもさらに爽やかさよりも、濃厚で甘いイメージの赤肉です。これが強炭酸と一緒になったらどうなるのでしょうか。

　やっぱりメロン飲料のキモは香りですよね。蓋を開けた瞬間に部屋じゅうに充満するメロンの香り。これが無くてはいけません。そこは強炭酸の勢いもあってかクリアです。逆に、無果汁ですのでそれがないとどうしようもありません。

　飲んでみますと、ほんとイメージのままですね。濃厚な甘さのある香り豊かなメロンのジュースに強烈な炭酸。爽やかさとは違うキレ。優しいのか優しくないのかわからない、気になるアイツタイプの炭酸飲料です。

　メッツは「大人を刺激するプロモーション」を展開しているそうで、やはりこれは若者狙いではなさそうね。さらに…。

　「主人公のセリフを選択すると、小説の結末が変わるメッツブランドらしい大人の遊び心を刺激するオリジナルWeb小説」を展開するそうです。それって1980年代のゲームブックでは…。メッツの対象年齢、俺たちか…。