ここにいるのにイヌなんて

昔見ていた、懐かしいアニメの話なんかを書いてみようかと。

私の好きなマンガの中に、玖保キリコさんの「バケツでごはん」という作品があります。その作品自体についてはまたの機会に触れるとしまして…。その「バケツでごはん」はかつて、よみうりテレビの制作で、アニメ化されたことがあります。

その時「アニマルロックンロール」というエンディングテーマを、神田うのさんが歌っていまして、ふとそのタイトルに既視感を覚えたことがあったのです。ずっとそのままだったのですが、何気なく「アニマルロックンロール」で検索をかけたら、25年ぶりの記憶が甦ってきました。

検索でひっかかったのは、このページです。「とんでモン・ペ」という作品のオープニングテーマも、「アニマルロックンロール」なのです。そうだこれだ!と、絵を見て私の記憶は1本の糸をものすごい勢いでたどるか如く、次々と甦ってきました。

「とんでモン・ペ」は、1982(S57)年6月5日から翌年4月2日まで、朝日放送制作、テレビ朝日系列で土曜午後7時に放送されていたアニメです。一度も再放送を見たことが無い私ですが、第1回の記憶がなぜが甦りました。リンク先の説明にもありますが、田舎から上京して、お手伝いさんとして住み込む女の子が主人公です。

そこにいる赤ちゃんに超能力があり、ぬいぐるみに命を与えて、ドタバタが巻き起こるストーリーです。ぬいぐるみに命を与えていくシーンが印象的だった気がするのですが、何分25年前ですからはっきりとは思い出せません。

この、元ぬいぐるみの動物達が本当にかわいかった。当時6歳だった私は特に「ハズカシイヌ」が大好きで、新聞の折り込み広告の裏に、ハズカシイヌの絵を落書きしていたことを思い出しました。ということで、当時を思い出して描いてみました。

そしてオープニングのアニマルロックンロールの中に、確か「たまごが先か鶏が先か」といった歌詞があり、母親にその説明を受けた覚えがあります。母は他界してしまったので、そんな話を実際にしたのかどうかはもう確認できませんけどね。生きていても覚えてはいないだろうなー。

でも不思議なものですね。25年間ずーっと思い出すことが無かった記憶でも、ふとしたきっかけで甦ることがあるんですね。でも、インターネットが無かったらそんなこともあり得ないわけで、インターネットの検索で、自分の過去と出会うというのも不思議なものです。

どんなアニメだったかちょっと見てみたいな、と思ったのですが、どうやらDVD化もしていなければ、過去にビデオ化もされていないようですね…。

そんなにマイナーですかね「とんでモン・ペ」って。

ちなみに主題歌の「アニマルロックンロール」は、アに○がしてあって、アに○ロックンロールというのが正しい表記ですね。うわ、そんなことまで覚えてる。まあ、昔から基本的に、動物が出てくる、しかもギャグっぽいアニメには、私はかなり弱いです。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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コメント

  1. TOPPY/川合登志和 わんだほ より:

    「まんが日本昔ばなし」を見ないで、「とんでモン・ペ」や「スパンク」を見てたんですね。

  2. >わんだほさん こんばんは

    まあ、常にってわけじゃないですけどね…。
    まんが日本昔ばなしを見ていた時期もありました。
    スパンクはあまり見ていた記憶が無いですけど、
    その後、いったんこの枠はアニメじゃなくなって、
    アニメ復帰作となった、夢の星のボタンノーズは見ていましたね。

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