今日、テレビ東京で、10年前に破綻した、山一證券、北海道拓殖銀行にいた社員は今、をテーマにした番組が放送されていました。10年前、私はまだ学生でした。
当時は自分の身の振り方をどうするかで精一杯で、世の中のことを、冷静に見ることはできていなかったと思います。いや、精一杯だったからではなく、まだ社会を知らなかったから、見えなかったのでしょう。
その後、私は銀行（みたいなところに）に就職しました。
冷静に考えれば、この山一と拓銀の事例によって、金融業界の何かが大きく崩れたときに、よくそんな業界に飛び込んだなという気もしますが、その大きく崩れかかっているものとは一体何かを、自分の目で見たかったという思いがあったことは覚えています。
今、私はもうその業界にはいません。でも、銀行とは、金融とは一体何か、を知るためには、入って正解だったと、今になって思いますが、興味本位ではなく、ずっと勤めていらっしゃる方にとっては、実に大変なお仕事だと思います。
10年前の自分を思い出させてくれた番組でした。
さて、10年後の自分は何をしてるだろうか。楽しみだな～。
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