使えないロボットケータイ

写真：フォンブレイバーのパンフレット

今、とても気になっている携帯電話があります。またアイフォーンの話？いえいえ、そうではありません。気になっているのは「フォンブレイバー」です。

フォンブレイバーとは、テレビ東京の「ケータイ捜査官7」に登場する、手足のついた携帯電話で、劇中では、高校生とそのフォンブレイバーが相棒となって、ネット犯罪に立ち向かうというもの。

惹かれるのは、ケータイに人工知能（のようなもの）が入っていて、文字で語りかけてくるということと、ちゃんと手足がついているということ。

私はかつて、ケータイの中にキャラクターが住んでいて、話しかけてきたりするという機能を初めて付けた、デンソーの「まめぞう」機種を愛好していました。まめぞうはJフォンでしか発売されていなかったので、そんなものを覚えている人も少ないでしょうが…。その後、デンソーは携帯電話事業から撤退してしまいましたしね。

そんなわけで、ケータイとコミュニケーションできるというところに、妙に惹かれたわけです。東芝製なので、くーまんに毛が生えたようなものだとは思うのですが…。

そこで、先日パンフレットをもらってきたのですが、そこには驚愕の真実が。

「※携帯電話機にフォンブレイバーパーツを装着しているときは」

という注意書きがありました。

つまり、フォンブレイバーセブンの手足をつけている状態では…。

「※必ずオフラインモードに設定してください」

なにー！オフラインモードとは、着信やメール受信ができない状態に、電波を遮断するモードのことです。ということは、ロボットの状態にしている時は、電波を切れと。携帯電話としての意味を成さない…。