モバHO!が終了とはね

写真:かつてモバHO!で流れていたトランスアメリカインターナショナル放送のモバHO!への送出装置

車など、外出先でも衛星からの放送が楽しめることが売りだった、モバイル放送株式会社の「放送局を持ち歩こう!モバHO!モバイル放送局!」。これがいきなり、2009(H21)年3月末でのサービス終了を発表しました。

【日本経済新聞】東芝、モバイル放送を清算 加入者伸びず

モバHO!は日テレニュース24、日経CNBCやアニマックスといった映像放送をはじめ、多チャンネルの音楽放送にTOKYO-FM、J-WAVE、FM802、ZIP-FMといった、地上FM放送の番組を楽しむことができるため、地方にいながらにして、車で東京や大阪の人気FM局がきけるということもあり、一部のラジオマニアなどからは絶大な人気を得ていました。

様々な契約方法がありややこしかったためか、周知徹底不足か、会員数は全然伸びず、2006年3月期決算は、売上高が6億800万円なのに対し、経常損失が112億2,700万円。業績の悪化で昨年の3月、モバイル放送は東芝の連結子会社化されます。

そして、現時点での会員数は、目標が200万人、最低でも150万人だったのに対し、10万人…。そりゃ、だめでしょ。

そしてやっぱりあのHD-DVDの東芝。モバHO!自体が終了となりました。やっぱり、一部のラジオマニアから絶大な人気を得ても、無理ですよね…これ。

いつの間にかBSデジタルラジオも無くなり、WINJも消滅。それでもこれらは、受信機がそれ専用ではないため、ゴミになることはありませんでしたが、モバHO!の場合は、専用受信機であったために、サービスが終了すれば、受信機はただのゴミ。

しかも、ワンセグとモバHO!共用の端末も、モバHO!終了と同時にワンセグも見られなくなるという道連れ仕様。僕にも、加入しようかどうか迷っていた頃がありました。見送った選択は、間違っていなかったようです。

もうダメPO!

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