写真:伊藤園「名古屋城本丸御殿茶」
スーパーで買物をしていると、ふと、見慣れないペットボトルのお茶が販売されていることに気づきました。見るとそれは、伊藤園「名古屋城本丸御殿茶」。
名古屋城の本丸御殿とは、かつては国宝になっていたもので、近世城郭御殿の最高傑作と言われていたのですが、先の戦争の空襲によって焼失してしまいました。しかし、詳細な記録が残されており、復元は可能といわれています。ただし、お金さえあれば、です。
そこで名古屋市は現在、開府400年となる2010(H22)年に向けて復元事業を行っているのですが、やはり莫大なお金が必要なわけです。この「名古屋城本丸御殿茶」は、売上の一部が名古屋城本丸御殿積立基金に寄付されるというもの。
しかし意外だったのは、発売元が伊藤園だということ。名古屋城本丸御殿復元で、お茶といえば、「名古屋城本丸御殿復元を応援しています!」というテレビCMでおなじみの、「これでなくっちゃ~」の中北薬品というイメージが強かったので。
それにしても…。
売上を寄付すると書かれている割には、このお茶のそのスーパーでの売価が75円。
75円から寄付を差し引いても儲かるの?
ということは、普段150円で売ってるお茶って、ぼろ儲けなの?
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