現存する最古のワイドショー「ルックルック」さようなら

ルックルックこんにちはが終了へ

日本テレビ系列の「ルックルックこんにちは」が3月いっぱいで終了します。朝のワイドショーと言えば昔は「モーニングショー」「ルックルックこんにちは」、さらに「おはようナイスデイ!」「モーニングEye」も思い出しますね。

13年間司会をしていた岸部四郎さん

「モーニングショー」は「スーパーモーニング」として続いています。「ルックルックこんにちは」初代キャスターは沢田亜矢子さん。知らなかった。そして2代目キャスターの岸部四郎氏は13年間キャスターを務めていました。担当されていた当時のコメントです

(記憶が曖昧なので忠実な再現ではありません)

「ルックルックこんにちはでは、他のスタッフと話をする事はあまりないです。一緒に司会をしている女性キャスターとも終わったら何も会話をせず帰ります。」

この時点でかなり、せつなさを感じてしまいました。続きます。

「ルックルックはその時間帯の視聴率1位だから、私の司会が続いているのであって、視聴率が落ちればすぐ私はクビでしょうね。」

視聴率とは別の理由で降板

この後、岸部四郎氏は別の理由で番組を降板してしまいます。破産してしまうのです。

こういった理由でキャスターが降板することは多々あります。特に情報番組はワイドショーであってもスキャンダルはだめです。森本毅郎氏はTBSでの番組を2回も不倫騒動で降板させられました。

しかし岸部氏は降板させられたわけではないというのです。1998年4月6日、日本テレビの上層部に自ら降板を申し入れたのです。翌日からはすぐに松永二三男アナがキャスターを務めました。

でも岸部氏の「視聴者に13年間のお礼を言いたい」という要請を日本テレビはあっさり断ったらしい。番組のイメージが悪くなることを恐れたのですね。

コーナーも独特でした

ルックルックは現存する最古のワイドショーです。コーナーも「ヨネスケの突撃!となりの晩ご飯」「女ののど自慢」など独特なものが多かったですね。

終了の理由は、視聴率。裏番組「情報プレゼンターとくダネ」にこの1年間抜かれる日が多くなり、イメージが悪くなる前に一新したかったようです。

ルック!ルック!って見ろ!見ろ?

しかしこの番組のタイトルってよく、よく考えると変ですよね。

「LOOK! LOOK!こんにちは」

和訳すると「見て!見て!こんにちは」慣れてたから気にならなかったんだけどね。

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