中小企業金融公庫名古屋支店が22日に発表した、2004年7-9月期の愛知・岐阜・三重の中小企業動向調査によりますと、前年同期に比べて「好転」から「悪化」を引いた企業割合である業況判断DIは、全産業で前期(4-6月期)を0.3ポイント下回る6.6となり、4期ぶりに小幅悪化しました。
また、27日に東海財務局が発表した愛知・岐阜・三重・静岡4県の10月経済情勢報告では、「経済は回復している」と総括したものの、判断自体は7月の前回報告に比べて「横ばい」にとどめ、4期続いた上方修正には及ばず5期ぶりの横ばいとなりました。
先行きについては、東海財務局は「今後も景気回復は続く」、中小企業金融公庫名古屋支店は「先行き幾分テンポを緩めつつも、回復傾向が維持される見通し」としていますが、いよいよ名古屋の経済成長神話にも陰りが見えつつあるのでは、という気もします。
もしこのまま景気の波が減速し、その頂点が来年で、その後下り坂に転じるとしたら、その下り坂が万博特需の終了と重なって、ジェットコースターのようになるのではないか…、そんな気がしてなりません。
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違うか…。
(メルマガ第50号より)
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