名古屋市に本社を置く商品先物取引会社「グローバリー」に対して、経済産業省と農林水産省は27日、商品取引所法に基づいて5月10日から6月23日まで顧客との取引停止処分とし、業務改善命令を行いました。
経済産業省によると、グローバリーは1993(H5)年4月から2004(H16)年10月にかけて、手数料収入を上げるために、顧客が取引を終了したがっているのに応じなかったり、借金をさせて取引を続けさせたなどのトラブルが年に数十件もあり、経緯などを経済産業省と農林水産省に報告する義務があったのにせず、和解金を捻出するために虚偽の帳簿報告をし、年5千万円から2億数千万円を工面していました。
名証2部上場のグローバリーは監理ポストに当てられ、場合によっては上場廃止となります。
これを受けて28日、アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずき選手が所属する、グローバリー陸上部の活動自粛を今後検討する旨を、社長が示しました。
グローバリーが今までどういうことをしてきたか。「グローバリー 借金」で検索してみてください。そういえば金融機関に勤めていた頃、グローバリーの噂はいろいろ聞きましたねぇ。
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