予想の15倍の入場者数という万博がうらやむ話題です。しかも名古屋でです。
昨年7月に計画を取り上げましたが、名古屋港ガーデン埠頭に2日、ショッピングモール「名古屋港イタリア村」がオープンしました。イタリア村は、空き倉庫の土地を活用するため、名古屋港管理組合がホテルや飲食店を運営するセラヴィリゾートが出資する会社「名古屋港イタリア村」に土地を15年という期限で貸し付け、再現されたイタリアの街並みに飲食、ファッション、雑貨など約80店舗が並ぶというテーマ型ショッピングモールです。目玉はベネチアから本物を取り寄せた運河を渡るゴンドラで、イタリアの街並みを優雅に渡ることができます。入場料は無料です。
当初の入場者目標は年間で50万人。ところが蓋を開けてみるとびっくり。なんと2日から17日までの16日間で、年間目標の半分を超える33万人が訪れたのです。多い日では3万人を超える来場者が溢れました。
そのため23日からは土日祝日と、大型連休の29日から5月8日までは1,000円分の商品券の購入を必要とする入場制限を行います。これは三重県桑名市の「なばなの里」でも実施されている入場方法で、入場の際に中で使える1,000円のクーポンを買わなければならないというものです。また、無料だった駐車場も制限期間は午前10時から午後6時まで30分100円となります。
半月で半年目標をクリアなんて、万博関係者が指をくわえてうらやましがる事態ですね。
コメント