選手の意地 テレビ局の意地 プロ野球界の意地

写真：日本シリーズ第7戦 中日×ロッテ（ナゴヤドーム）

王手をかけたロッテを迎えて、ナゴヤドームでの日本シリーズ第6戦、7戦。見に行ってきました。土曜日の第6戦は、日本シリーズ史上最長試合時間となりましたが、私は、

やっぱり最後まで見たい！ということで、結局終電を見送り、なんとか車で迎えに来てもらって、事なきを得ました。まさか、その翌日も同じようなことが起こるとは、そのときは思ってなかったのですが、結果、第7戦も9回裏にドラゴンズが必死に追いつき、
これまた延長に。

しかし、結果はロッテマリーンズの胴上げ。結果は残念でしたが、本当に見事な、意地と意地とのぶつかりあい、いや、意地を見せたのはチームだけでなく、フジテレビもでした。

フジテレビは、途中でCMを全部消化してしまい、CMが全く入らない状態で、第6戦を24時4分まで放送、視聴率は6時間平均でなんと18.9％（名古屋32.0％）と高視聴率をマーク、さらに、第7戦も23時14分まで放送し、こちらも5時間強の平均で20.6％（名古屋34.6％）と大変なことに。

地味なカードの日本シリーズなので、どこの局も中継したくない…、そんなテレビ局に対する、プロ野球界のこれまた意地のような、とてつもない試合となり、結果、とてつもない視聴率となりました。

ちなみに、この試合で中日ドラゴンズが勝った場合は、延長無制限の第8戦が行われる予定で、NPBのサイトによりますと、それは、テレビ東京系列全国ネットで放送される予定だったそうなのです。たらればの話はここまでにしておきます。

詳細記事は、また一両日中に書こうと思います。今は、とにかくゆっくり、しょんぼりしたいと思います。おめでとう、下克上・千葉ロッテマリーンズ。

今回だけです。千葉ロッテマリーンズの栄誉を称え、こんな商品のリンクを貼ってみます。

戦い終わればノーサイド。くやしいけど、ロッテが相手だったからこそ、あんな素晴らしい試合を見ることができたと、そう考えたいと思います。来年こそは！