写真:備長本店(愛知・大口町)
かつては、そこへ行かないと食べられなかった、備長炭でじっくりこんがりと焼いたうなぎをひつまぶしでいただけるお店「備長」。今では、その名古屋流ひつまぶしを武器に、銀座や博多にまで出店を果たし、名古屋どころか東京や福岡でも食べられるようになった
ひつまぶし備長の、本店に行ってきました。この夏は、うなぎを食べずじまいだったのですが、やっぱり、暑さを乗り越えるために、うなぎを食べたい!その主旨では、もう遅かったかな…。
時期を外したこともあってか、それとも、かつてはこの本店だけだったのが、今ではラシックやエスカでも食べられるようになったせいか、以前訪れたときに比べると、余裕があって、とてもスムーズに座席につくことができました。
と言っても、注文してから焼き上げるので、座ってからの時間は、かかります。やっぱり、備長炭で焼き上げているからでしょう、こんがり具合がたまりませんね。しかも、ひつまぶしをお茶漬けにする出汁がこれまた絶妙で。名古屋っ子としてはやっぱり、うなぎはひつまぶしに限りますね。
ただ、ひつまぶしと聞いて、多くの人が思い浮かべるであろう、商標登録もしているあのお店とは違って、名古屋弁が店内を飛び交うことはありません。まあ、ひつまぶしの話をすると、どうしてもこのエピソードに行き着いてしまうのですが、実際、どうなんでしょうね。
いくら商標登録されていても、今やひつまぶしって、一般名詞に近い扱いになってますよね。それでも、トラブルをおそれてか、「ひつまむし」だと「ひまつぶし」だの、微妙に変化させているお店やメーカーもありますが。
これね、これ。よー見てちょ、「ひつまぶし」じゃのーて「ひまつぶし」だで。
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